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カテゴリ:教育

 囲碁の格言のひとつに「厚みを囲うな」というのがある。

 囲碁は厚みと実利のバランスから成り立っている。
 実利は要するに現ナマ、厚みはこれまでに身につけた知識や技術、資格、人脈などすぐには収入につながらないけれども、将来大きな見返りを期待できるものである。

 厚みを囲うというのは、これまで身につけたものをてっとり早く現金収入に結びつけようとすることだと思えばよい。

 技術翻訳では、理系の資格のある人のなかに、これまで身につけた知識や技術を切り売りしながら、いちばん効率のよい現金収入の道を模索する人がいる。

 もちろん、文系の人でも同じで、ちょっとドイツ語ができるというだけで、もうそれを即現金に替えようとする人がいる。

 厚みは囲ってはならない。厚みは敵を追い込んで、戦いを有利に導くためのものである。ここで言う敵とは、自らの前に立ちはだかる現実であると思えばよい。

 理系の資格があれば、ない人よりも仕事にありつく確率ははるかに高くなる。
 それはしかし、収入を得るチャンスではなくて、仕事をさせてもらうことによって、今よりもはるかに高い地点、それほど次々に仕事をこなすのでなければけっして到達しえない地点に到達するチャンスであるわけだ。

 厚みを生かすというのは本来、そういうことでなければならない。

   


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最終更新日  2008年10月03日 14時24分56秒
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