|
カテゴリ:フラメンコ
さてさて。
スペイン日記はあと一回分くらいのネタがありますが笑 ここでちょっとブレイク。 ちょっと前の日記に書いたのですが、 マドリッドで出会ったミカさん主催の マヌエル・リニャンクルシージョが終了いたしました。 私はあくまでもミカさんの補助、パシリ要員という立場で なるべくリニャン先生とも適度な距離をおいて接することに。 私より前からリニャン先生大好きな人たちもたくさんいるし、 遠慮ってことじゃないけど身分をわきまえて。 結局名前を覚えてもらうこともなく笑 でもそんなことはどうでもよいくらい充実感はハンパなかった。 たまにお手本で踊ってくれるひと振りひと振りに 「舞台で見るのとおんなじだー!!」と感動の涙。 さらに、クラスにはプロの踊り手さんたちが大集合。 日本のレベル高い踊り手さんたちが一斉に踊る豪華さ。 至福の一週間でした☆ そんな中でスタジオの片隅から垣間見た 普段のリニャン先生をちょっとだけご紹介しちゃいます。 リニャン先生の好きな食べ物は ラーメン、とんかつ、焼き肉、お寿司、しゃぶしゃぶ、お好み焼き、うどん。 ミカさんによると、今日は何が食べたいか毎日聞くんだけど しばらく考えてから 『Todo---!(全部!)』と答える困った顔がたまらんらしいです。 いつも歌ってるのは「ハイジの歌」 最初聞いたときはびっくりした。 急に『もちもー♪』と歌いだすわけで。 ミカさんによると、ハイジを小さい頃テレビで観ていて サワリだけ知っていたので、 今回は一番を覚えてくるように宿題になってたとのこと。 ♪もちもーちいさなーこやのとがあいたーら まってーてごらんーほーら、あのこがかけてきる♪ と移動中のタクシーでよく歌ってた 可愛いリニャン先生。 最終日には。 新宿二丁目のおかまバーに行きたいというので私たちは大慌て。 誰も行ったことないしお店もしらない。 結局ネットで調べてここがいいじゃないかと思って行ったお店は 閑散としてて、リニャン先生は 『ほんとにここが有名なお店なの?』とけげんな様子。 このお店のシステムはチャージ料金が ノーマルの人よりゲイの人が安いのだ。 これを聞いてよろこぶのかと思いきや、不機嫌になる先生。 『ゲイもノーマルも同じ人間、平等だよね?!!』 本当にそのとおりでございます。 先生の繊細な一面を見てまた感激であります。 今回の来日に備えて読んだ本が 「わびさび」の本だったらしく。 ミカさんからその話を聞いて、つるっこは 「おっ。ワサビと言えば昔こんな話があってね。。」 と調子にのってワサビチョコの話をえんえんとしたあとに ミカさんから 「ワサビじゃなくてワビサビです。。」 と冷静なつっこみが。 その挽回というわけじゃないけど、 お茶の先生にいただいた本をリニャン先生に見てもらって 「わびさび」にちょっと触れてもらった。 その本の最後のページにあった一枚の写真。 雪の積もった何もない丘の写真。 花もなければ紅葉もない、たた白雪に覆われて 春がそこまで来ているものの一向にその気配もない。 しかし、見えないだけであってすでに始動をはじめている大地。 ただ静かなだけ、わびしいだけ、地味なだけ、ではない。 ただの空虚、陰ではない。 雪の下に控えている春を感じる、動の気配を感じるように これからの華や色や陽を感じさせるものを含んでいること、 それが日本のわびさびなのだと。 これを伝えたかったけど、なにせつるっこのスペイン語力がですねー。。 リニャン先生にはその他、 日本の政治のことや芸者など日本文化について いろいろ知りたそうだったけど、スペイン語うんぬんの前に 日本のことを知らなさすぎる自分に愕然とするわけで。 これはいつも海外の方と接する時に気づかされ、反省すること。 やるべきことは学ぶべきことは まだまだたくさんあるなー。。 (私たちスタッフ大絶賛のとんかつ茶漬け☆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[フラメンコ] カテゴリの最新記事
|
|