カテゴリ:障碍児の普通学級生活
プール開きである。
耳に外科的障碍がある娘は耳栓をつけなければ入れない。 小学校との話しあいの末、プールの間、私が付き添うことになった。・ …本当は、耳栓をつけて帰るつもりだったのだが、小学校側から、 プールは1年生一斉で3人の担任でも足りないほどで、 「他のクラスはまとまって行動ができているのですが、1組はいつも遅れていて…」 と教務主任に言われたので、やることにしてしまった。 申し訳なく思ったのではない。 その逆だ。 4月。 娘の授業に全て付き添い、私が面倒をみていたとき既に1組は遅れていた。 去年、彼女が担当した2年生のクラスにいた子どもの母親からも、 授業から何から全て遅れていて、担任の言うことを子どもたちが聞かず、 学級崩壊状態だった、と聞いている。 それでも娘の担任は弱者配慮が出来、勉強よりも人としての何かを教えようとする、 娘の担任としても人間としても、良い人だと思っているし感謝もしている。 でも、それとこれとは別だ。 私が娘のフォローをしていたとしても、クラスはドカっと遅れているんだ、ってことを、 周囲に見せてやりたくなったのだ。 結果、やーっぱり私がいてもクラスはとんでもなく遅れていたし、 むしろ娘よりも他の子のフォローを私がしていた時間の方が長かった。 まぁ、とりあえず来たかいはあった、ってところか。 ケンカをするための準備のためには、自分の時間を割くのもいとわない、 性格の悪い私であった…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.20 03:35:37
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