障害児を保育園に入れる ~入園するためのポイント 【入所申込書を作成する】~
障害児を保育園に入れる ~入園するためのポイント 【入所申込書を作成する】~提出時は、書類の不備を点検するだけで、内容についての話など一言もしなかった。役所の児童係によると、『口頭で説明する必要がないぐらい窮状を説明するために書き込むと良い。また、別紙を添えても構わない。』そう。前述の人によると、私の自治体では、ポイント制で機械的に判定しているわけではなく、(例えば、母子家庭10ポイント、フルタイム勤務20ポイント、等)『どれだけ困っているか』を入所申込書から判断し、皆で話し合って優先順位をつけて審査していくそうである。もちろん経済的に困窮している人が有利なのだが、そうでなくても、『どれだけ助けてくれる人がいない状態で、一人で育児を背負っているか』なども、重要なファクターになるそうだ。そういう意味でも、やはり重要なのは『保育に欠ける要件』だと思われ、人によっては、就労証明を知人に書いてもらったり、パート先に就労時間を上乗せして書いてもらったり、保育園入園にとっての山は、そこにある、といっても過言ではないだろう。【私の場合】・就労証明を書いてもらおうにも、転勤中の身でそんな知人もおらず、 また、でっち上げた就労証明はバレるらしい、という噂が、私の自治体内で流れ、 悩んだ。 児童係に相談し、そのアドバイスを受け入れ、 1年程通っている、精神科の診断書をもらって、 『保護者の療養』という要件を全面的に持ってきて なぜ病になったのか、現在の状況は、をアピールすることにした。 その他にも、治療の一環としての『求職』、 受け入れてもらえるかどうか分からないけど娘の『発達支援(障害児枠)』 この3本立てで入所申込書を作成した。・娘生誕から今までの時系列を横棒グラフに作成し、 入院中期間に赤く色をつけ、 補聴器をはじめ、家で管理しなければならないアイテムがある時期にも、 それぞれ色をつけ、 家で管理しなければならない、経管栄養や術後の傷のケアなど、 がある時期にもそれぞれ色をつけ、 通院、通園が増える度にグラフに書き込み、 その頻度を書き込んだ別紙を1枚。 どうして、自分が心のバランスを崩したか、 自分で思い当たること、を、列挙した別紙を1枚。 計、2枚の別紙を添付し、 入所申込書には、別紙を参照してほしいときは「別紙1参照」などと書き込んで、 連係させた。・双方の祖父母の指名や年齢、住所を書く欄で、 母親側の祖父、祖母の住所を書いた横に、住所が違うことが分かり易いように、 「別居中」と書き足した。 また、祖母の欄に、「介護認定3の曾祖母を介護中」(本当の話)と欄外に書き込んだ。 これによって、いかに、自分には助けてくれる身内が近くにいないか、を、暗に説明した。・仕事時間、などの欄にも、「仕事内容によって、前日の夜中12時に決定する」 と、数字の代わりに書き込み、不定期な仕事をアピールした。