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カテゴリ:本日のよもやま話
レム:今回は、「役に立たない」国会の【後編】からだっけ?
トライス:・・・それほど間違ってはいないけど、なんか怒られそうだよね。今回は、イスラエルの国会がまた解散したというお話の、後編からだけどね。
翔:なお、【前編】のお話につきましては、 『イスラエル、国会解散で2年間で4度目の総選挙へ、のお話。【前編】』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202012270001/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
レム:それで、さっきの続きで、日本では結構首相がころころ変わっていたイメージがあったけど、最近はないって話だったところからだよね?
トライス:そういうこと。実際、以前はころころ変わっていたよね。1955年から続いてきた、全議席のうち約3分の2を保持していた与党第1党の自由民主党と,全議席の約3分の1を保持していた野党第1党の日本社会党の政治体制の、いわゆる「55年体制」が、1993年に崩壊してから一気に短命政権となってきたよね。
千里:そうですね。次のものは、1990年以降の日本の下院にあたる、衆議院の解散・総選挙の時期、歴代内閣についてです。 ■衆議院選挙 1990年2月 1993年7月 1996年10月 2000年12月 2003年11月 2005年9月 2009年8月 2012年12月 2014年12月 2017年10月
▲内閣 海部俊樹(1989年8月10日~1991年11月5日) 宮澤喜一(1991年11月5日~1993年8月9日) 細川護煕(1993年8月9日~1994年4月28日) 羽田孜(1994年4月28日~1994年6月30日) 村山富市(1994年6月30日~1996年1月11日) 橋本龍太郎(1996年1月11日~1998年7月30日) 小渕恵三(1998年7月30日~2000年4月5日) 森喜朗(2000年4月5日~2001年4月26日) 小泉純一郎(2001年4月26日~2006年9月26日) 安倍晋三(2006年9月26日~2007年9月26日) 福田康夫(2007年9月26日~2008年9月24日) 麻生太郎(2008年9月24日~2009年9月16日) 鳩山由紀夫(2009年9月16日~2010年6月8日) 菅直人(2010年6月8日~2011年9月2日) 野田佳彦(2011年9月2日~2012年12月26日) 安倍晋三(2012年12月26日~2020年9月16日) ※菅義偉(2020年9月16日~)
トライス:1990年代(1990年1月~1999年12月まで)の10年間には、海部俊樹、宮澤喜一、細川護煕、羽田孜、村山富市、橋本龍太郎、小渕恵三の7人の首相が入れ代わり立ち代わりになって、2000年代(2000年1月~2009年12月まで)の10年間には、先ほどの小渕恵三、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三(第一次)、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫の7人の首相が入れ代わり立ち代わりという感じになっているよね。でも、2010年代(2010年1月~2019年12月まで)の10年間には、先ほどの鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦、安倍晋三(第二次)首相の4人にまで減ったとみるかな。
数希:ちなみに、2015年以降の5年間は安倍晋三首相(当時)一人だけだけどね。当時の民主党が野党に転落した後、その後の野党がダメダメだった事もあって、結果的に安倍晋三前首相が歴代過去最長となる、長期政権を敷いてきたわけだ。でも、今は長期政権ならではの弊害が出てきているんだけどね。
翔:なお、安倍晋三首相の連続在職日数が歴代政権の中で過去最長となったお話につきましては、 『2020年10月以降、海外からの入国制限を緩和、のお話。【前編】』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202009260000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
トライス:政権が短命でも、諸外国から笑われるけど、政権が長期でも、日本の場合は利権政治っぽくなるから困り者だよね。今もその真っただ中みたいだし・・・。
【・・・ということで、与野党が拮抗しても、安定政権になっても、それはそれで弊害があるので、そこは考え物ですよね。】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 27, 2020 08:46:31 PM
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