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カテゴリ:本日のよもやま話
トライス:・・・さてさて、これでレムとアトラは無事にイギリスに帰っていったわけで、しばらくは静かになるよね。
レム:呼んだ?
トライス:わざわざライン通話をしなくていいから!
数希:・・・あえて通話を切らなくても。まあ、レムたちも年末年始を楽しんでいったんじゃないの?
トライス:だったらいいけどね。それにしても、世の中はだんだんと変化してきているよね。2020年の初めに一斉に海外との出入国で制限がかかっていたのが、2022年の後半に入って、徐々に緩和されていったわけだし。・・・とはいえ、ワクチンの3回接種が条件とか、いくつか条件はあるし、中国からの渡航者については臨時的な特別措置を実施されているなど、制約のある国もあるわけだけど。
翔:なお、中国からの入国に関する臨時的な特別措置のお話につきましては、 『2022年の仕事納め、12月28日が多そうで・・・のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202212280000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
数希:ちなみに、最近ではクロアチアがユーロを導入して、ユーロ圏が拡大した話もあったからね。
トライス:そうだよね。教科書や参考書を含めた出版社なんて、説明の変更で大変だろうね。
翔:なお、クロアチアのユーロ導入のお話につきましては、 『クロアチアがユーロを導入、のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202301020000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
トライス:じゃあ、今回は、その変化に関係する話題でも。社会の教科書は、地理や歴史、公民など分野ごとに分かれているものもあるけど、先ほどのクロアチアのユーロ導入のお話なら地理に関係があるし、以前にでは、2020年1月末にイギリスがEUから離脱した話は地理に、2022年4月から青年年齢が満18歳に変更されたという話は、公民にそれぞれ関係があるわけだよね。まだ、現時点で決定したわけではないけど、2023年中になるといわれている地理に関係がある内容があるんだ。
レム:そういえば、あったな・・・。
翔:なお、イギリスがEUから離脱したお話につきましては、 『イギリスがEUから離脱、のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202002010000/ に載っております。また、クロアチアのユーロ導入のお話につきましては、 『2022年の振り返り【その3】:改正民法の施行による、146年ぶりの成年年齢の変更・・・のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202212310000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
トライス:あ、また戻ってきたか。じゃあ、レムにクイズかな。2021年現在、世界で最も人口の多い国ってどこだ?
レム:それは中国だろ?
トライス:正解。では、本題はこれから。2023年の間にも、この中国を抜いて世界で最も人口が多くなると考えられている国ってどこだ?
レム:今でもそこそこ多い国だろうから・・・インドじゃないか?
トライス:正解!さすがだね。・・・2021年現在でも、世界第2位の人口を擁しているのがインドだよね。じゃあ、もう1つおまけに、2022年11月現在で、世界の人口は大体何億人くらいいると思う?
レム:・・・100億くらいかな?
トライス:ちょっと大まかすぎかつ、多すぎかな。・・・ということで、今回はこれに関する話題かな。
千里:そうですね。2022年11月15日の話題です。国際連合は15日、世界の人口が推計で80億人に達したことを発表しました。1987年7月11日に世界の人口が50億人の大台を突破し、次いで2011年10月31日に世界の人口が70億人を突破してから、11年余りで新たに10億人が増加した計算になります。なお、2037年には90億人に達すると国連では予測しています。
数希:ちなみに、世界の人口上位5か国は、2021年現在だけど、上位5か国は順に、1位が中国で約14・3億人、2位がインドで約14・1億人、3位がアメリカ合衆国で約3・4億人、4位がインドネシアで約2・7億人、5位がパキスタンで約2・3億人となっているんだ。そして、日本の人口は約1・3億人で、世界第11位なんだけどね。
千里:そして、次は、2022年7月11日のお話です。「世界人口デー」となる7月11日に国連広報センターが発表しました『世界人口推計2022年版』によりますと、現在世界第2位の人口を誇るインドが2023年中にも人口で中国に逆転するものと予測しています。
数希:この人口推計によると、中国は2022年の約14億2589万人をピークとして、人口が減っていく一方、インドでは2063年に約16億9698万人をピークとして減少に転じるまでは人口が増加するので、2023年中にも人口で逆転するって考えられているみたい。ちなみに、世界の人口は、2086年に104億3093万人に達した後は減少に転じる予測を出しているけどね。
レム:そうなのか・・・。でも、何で中国は人口の増加が止まったんだ?
トライス:まあ、一番の原因は、人口の急増に対して、1979年から撤廃された2015年12月まで続いていた、「一人っ子政策」だろうね。人口を抑制するためにとった政策で、原則として、中国で9割以上の人口を占める漢民族について、1組の夫婦は1人の子供しか生むことができないって制約を課していたんだよね。2人目の子供を持った場合、罰金などのペナルティーを課していたんだ。その結果、この期間に生まれてきた子供は、たいていが兄弟姉妹のいない一人っ子になっちゃったんだよね。
レム:なんか、国が決めるって、相当すごい政策だよね。
数希:そんな感じ。ちなみに、合計特殊出生率って知っているな?厚生労働省によれば、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、女性1人が一生の間に生むとしたときの子供の数に当たるんだ。先進国では人口を維持する数として、2・1という見方があるけど、これは2人のカップルから生まれる子供が2人ちょっとなら、そのまま現在の人口が維持されるって考えればいいかな。裏を返せば、この2・1を下回る状況が続けば、人口は減少していくわけだよね。そして、先ほどの人口推計だけど、中国の合計特殊出生率は2022年では1・18とされているんだ。同じ2022年について、インドは2・01とされているから、それは逆転もされるよね。
レム:確かにそうだよね…。
トライス:とはいえ、日本も2022年について、人口推計では合計特殊出生率が1・31になっていて、2・1を大きく下回っているわけだから、状況は全然よくないわけだけどね。2022年も前年より60万人余りも日本の人口が減ったのは、そのためだよね。ちなみに、世界全体でも、合計特殊出生率は2・01なんだって。
翔:なお、2022年の日本の人口のお話につきましては、 『2022年1月現在の日本人の人口、前年より60万人余りの減少、のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202208120000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
【・・・教科書や参考書、特に時事問題関連の内容は、気づかないうちに説明が変わってきていますよね。】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 4, 2023 02:40:32 AM
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