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カテゴリ:本日のよもやま話
トライス:さてさて、あれよあれよという間に2月ももう終わりだよね。いよいよ、春の到来になるのかな。
数希:確かに、最近は日中の気温が高くなりつつあるからね。・・・とはいえ、まだ夜間は気温が低いだけに、体調管理には十分に気を付けてもらいたいよね。
トライス:そんな感じ。・・・ということで、7月の振り返りの話題として、第1弾の今回は、このお話にしようかな。
千里:そうですね。1月17日の話題です。中国国家統計局の1月17日の発表によりますと、2022年末現在の(香港やマカオを除いた)中国本土の総人口は、2021年末よりも約85万人少ない、約14億1175万人でした。また、2022年の出生数は2021年よりも約106万人少ない約956万人となる一方で、死亡者数は2021年より約27万人多い1041万人でした。中国の人口が減少に転じるのは、毛沢東の主導した大躍進政策の失敗により多くの餓死者が出た1960年と1961年以来となり、61年ぶりとなります。
レム:そうなのか・・・。
数希:お、レム、お疲れさん。ちなみに、さっき千里が2022年の出生数が約956万人と言っていたけど、中国で出生数が1000万人の大台を割りこむのは、1949年に中華人民共和国が建国されて以来初のことで、しかも、最少を記録してもいるんだよね。
レム:それでも、956万なら多いよね・・・。
トライス:確かに、日本と比べれば段違いの出生数だけどね。そして、当初の予測よりも1年早くに、中国でも人口減少社会が始まったんだよね。その原因は覚えているかな?
レム:確か、「一人っ子政策」だっけ?
数希:正解!中国において、出生数が大きく減る一方、高齢化の進んでいる理由の1つとして、1979年より2015年12月まで続いていた、1組の夫婦の子どもを1人に制限する「一人っ子政策」が挙げられるわけだ。その結果、現在世界の人口では第2位のインドが、2023年中にも人口第1位の中国を逆転するものと予測されているんだよね。
翔:なお、中国の「一人っ子政策」や2023年中のインドと中国で人口の世界最多の順位が入れ替わるお話につきましては、 『2023年中にも、インドの人口が世界最多になるのですよね・・・のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202301030000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
レム:そうなのか・・・。
トライス:まあ、かつて日本が歩んできた少子高齢化を、人口の多い中国が直面するわけだから、どうなっていくのかが今後注目になっていくんだろうけどね。
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Last updated
Feb 26, 2023 11:43:10 PM
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