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カテゴリ:本日のよもやま話
トライス:さてさて、今日で4月も終わりだね。そして、明日からいよいよ5月に入るわけだけど、平日をつなげて、9連休のゴールデンウィークのお休みに入っている方にとっては、お休みの期間になるのかな?すでに、4月29日から混雑しているみたいだよね。箱根あたりも混雑しているみたいだし・・・。
レム:日本って、観光地がいろんなところにあるからいいよな~!
トライス:あ、レム。まあ、そんなところ。・・・とはいえ、この時期の宿泊は、おそらくお値段が高くなりそうだけどね。
数希:まあ、観光地にしてみれば、今が久々の稼ぎ時、という側面があるからね。なにしろ、海外観光客について、4月29日の午前0時からは、日本政府の新型コロナウイルス感染症に対する水際対策措置が事実上の終了となったわけだから。
レム:そっか、なら、オレも行けばよかったな・・・。
トライス:とはいえ、この時期は日本人を含めて観光客が殺到するだけに、ずらしたほうがいいだろうけどね。
レム:でも、そんなに人が多いなら、日本は貿易のほか、観光でも結構儲かっているんだろうね。それこそ、新型コロナウイルス感染症が蔓延する前までは、確か、日本を訪れる人って3000万人くらいになっていなかったっけ?
千里:そうですね。2020年1月17日のお話ですね。日本政府観光局(JNTO)は1月17日、2019年に日本を訪れた外国人旅行者の推計値について、2018年と比べて2.2%増の3188万2千人となり、JNTO が統計を取り始めた1964 年以降で最多を記録したと発表しました。具体的には、全部で20の市場のうち、韓国を除く19 市場(中国、台湾、香港、アメリカ合衆国、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、オーストラリア、カナダ、シンガポール、スペイン、タイ、ドイツ、フィリピン、フランス、ベトナム、マレーシア、ロシア)で過去最高を記録しました。
トライス:2019年くらいまでは、まだ中国による「爆買い」を含めて、いろいろあったんだっけ。その後、入国制限があって、しばらくは一般の外国人観光客は入れない時期が続いていたからね・・・。それはさておき、儲かってくるにしても、また自由に人が入ることのできる、2023年以降だろうね。そして・・・貿易は、残念ながら、儲かるどころか、大赤字なんだよね。・・・ということで、今回の話題はこちらかな。
千里:そうですね。4月20日の話題となります。財務省が2022年度の貿易統計速報を20日に発表しました。こちらによりますと、輸出では自動車や鉄鋼などが堅調だったことから、2021年度と比べて15・5%増の99兆2265億円となった一方で、輸入でも原油や石炭などの価格の高騰や円安ドル高のため、2021年度と比べて32・2%増の120兆9550億円となりました。この結果、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は21兆7285億円の赤字となりました。赤字額は比較可能な1979年度以降で最大となり、輸出額、輸入額とも1979年度以降で最大となりました。また、年度ベースでの貿易赤字は2年連続となります。
数希:今回の大幅な赤字は、原油や石炭などの資源のお値段が高くなったことに、円安ドル高が加わっちゃった結果なんだけどね。平均の為替のレートが、1ドル=135円台となって、2021年度と比べて2割ほど円安ドル高が進行しているからね・・・。ちなみに、年度としてのこれまでの赤字の最大は、2013年度の13兆7564億円だったわけだから、大幅に増えちゃったわけだけどね。
レム:そうなのか・・・。
トライス:・・・ちなみに、財務省では同時に2023年3月の貿易収支を発表しているけど、これも7545億円の赤字ということで、20か月連続の赤字になっているんだよね。少なくとも、いいか悪いかはさておきとして、円高ドル安のほうが赤字を減らすという面ではいいのだろうけど、なかなかかじ取りが難しいよね。まあ、一番いいのは、輸入の金額より輸出の金額が増えることではあるけどね・・・。
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Last updated
Apr 30, 2023 11:55:32 PM
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