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カテゴリ:本日のよもやま話
トライス:今日の5月5日は、石川県では最大深度6強の地震が起きていて、亡くなられた方やけがをされている方などがいるという報道が出ているよね。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、けがをされた方の一刻も早い回復をお祈りします。
千里:そうですね。本日5月5日のお話です。気象庁によると、5日午後2時42分ごろ、震源地は石川県能登地方(北緯37・5度、東経137・3)で、震源の深さ約10kmを震源としたマグニチュード6・3の地震があり、石川県珠洲市で最大震度6強の揺れを観測しました。なお、この地震では緊急地震速報が発令されました。また、この地震では高層ビルや高層タワーなどで大きな揺れが長く続くとされる、長周期地震動のうち、「階級3」が、石川県能登で観測されました。「階級3」は、長周期地震動の中で4つある階級のうちの上から2番目で、立っていることが困難であるものとされています。
数希:ちなみに、その後にこの地震の震源の深さは約12km、マグニチュード6・5に訂正されたんだけどね。・・・本当に、日本はいつ大きな地震が起きてもおかしくないとはいえ、本当に大変なことだよね。一部では、建物の損壊も確認されているとのことで、早くに復旧することを願っています。
トライス:でも、復旧する場合、周辺の地域と連帯して行うほうが、強大な力になって早くに進むこともあるわけだけどね。今、海外に目を向けると、ロシアが一方的にウクライナに進行しているわけだけど、周辺国が連帯して対抗する構図になってきていることで、押し返してきているという感じがするわけだし。・・・ということで、今回は久々に、振り返りの話題にしようかな。
千里:そうですね。2023年4月4日の話題となります。フィンランドは4日、北大西洋条約機構(NATO)に正式に加盟しました。NATOの加盟は北マケドニアが2020年に加盟して以来で、全部で31か国の体制となりました。
数希:経緯としては、2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻した後の2022年5月になって、フィンランドとスウェーデンの2か国がNATOへの加盟を申請していたわけだけど、トルコが2か国の加盟に対して難色を示していたんだ。でも、フィンランドについては2023年3月30日にトルコの国会が批准案を可決したことで、既存の全30か国の承認が得られて、正式な加盟が決まったということだけどね。ちなみに、もう一方のスウェーデンについては、まだNATOへの加盟の見通しは立っていないんだよね。
レム:でも、それはなんでなんだ?国際連合の常任理事国みたいな拒否権でもあるのか?
トライス:お、レム。別に、拒否権はないんだけど、NATOが正式に加盟するためには、すでに加盟しているすべての国の承認が必要だからなんだよね。つまり、2022年5月の加盟申請の段階でなら、30か国すべての承認が必要だったわけだ。
レム:そうなのか・・・。でも、トルコはなんで難色を示しているんだ?
トライス:簡単に言えば、クルド(人)問題だね。トルコが「テロリスト」としているクルド人武装組織・クルド労働者党(PKK)の支援を行わないことやメンバーの引き渡しをス主張しているものの、すべてのメンバーの引き渡しにスウェーデンが同意していないことから、トルコが難色を示しているわけだね。このほか、スウェーデンについてはハンガリーも、スウェーデンが権威主義的なハンガリー政権に対して批判的だということで、手続きには至っていないんだけどね。
レム:そうなのか・・・。
トライス:とはいえ、フィンランドのNATO加盟は大きなインパクトを、特にロシアに対しては与えることになるのだろうね。
【・・・フィンランドのNATO加盟によって、ウクライナとロシアとの関係に変化は出てくるのでしょうかね?】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 26, 2023 11:37:25 PM
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