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カテゴリ:本日のよもやま話
トライス:最近の、どこかの日本の首相の動向を見ていると、日本という国力が長期間にわたって凋落(ちょうらく)、もしくは衰退していっているのがわかるよね・・・。増税で得たお金は、海外では何の見返りも期待せずに資金援助の形で大盤振る舞いし、国内に目を向けても、所得税減税をするとは言っても来年の夏に4万円という遅さである一方で、非課税世帯への給付は7万円で、こちらは年内にもとも言われている感じだからね。挙句の果てには、首相や閣僚を含めた国家公務員に給与増額の名のもとの給付金を・・・ということで法案を通そうとしている始末だからね。・・・国民そっちのけで自分たちを率先して利益を増やそうとしているような国の経済が良くなるわけがないよ。少なくとも、昨今の燃料価格高騰や円安を背景とした値上げや物価高騰が続く中、何の対策をしていないわけだから。
数希:まあ、それは世界的にも言われていることだけどね。
レム:そうなのか?国力って測れるものなのか?
トライス:直接ではなくても、間接的に測れるものがあるんだ。たとえばGDP、いわゆる国内総生産とかかな。・・・ということで、今回は10月の振り返りシリーズ第2弾ということで、これについてかな。
翔:なお、10月の振り返りシリーズ第1弾につきましては、 『【2023年10月から:その1】京急から「エアポート急行」の名称消滅、のお話。』 https://plaza.rakuten.co.jp/trysuade/diary/202311030000/ に載っておりますので、よろしければこちらもご覧くださいませ。
千里:そうですね。今回は、10月23日の話題です。国際通貨基金(IMF)が10月23日に公表しました、ドル換算での名目国内総生産(GDP)予測によりますと、日本は2023年にドイツに抜かれ、世界3位から4位に転落することが明らかになりました。日本の経済の低成長や円安の進行、ドイツのインフレ率の高さなどが影響したものと見られています。指標は少し異なりますが、日本は国民総生産(GNP)で1968年に当時の西ドイツを抜き、アメリカ合衆国に次いで資本主義諸国の中で世界2位となり、長らくその順位を維持していました。しかし、名目国内総生産(GDP)において、近年では2010年に中国に抜かれて3位に転落していました。
レム:そうだったのか・・・。
数希:「日本は国民総生産(GNP)で1968年に当時の西ドイツを抜き、アメリカ合衆国に次いで資本主義諸国の中で世界2位・・・」あたりは、日本の教科書にも記載されている感じだから、知っている方は知っているかもしれないよね。そして、直近では1ドルが150円台に突入するくらい、ウクライナ危機以降の円安状況によって、ドル換算での日本のGDPが目減りしたという事情があるかもしれないけど、経済が大きく成長していないことは確かだからね。ちなみに、2028年までの予測を国際通貨基金(IMF)が示しているんだけど、それによると、2026年には日本がインドに抜かれて、5位に転落する見通し難だけどね。
翔:なお、国際通貨基金(IMF)が公表しました2023年の名目国内総生産(GDP)予測ですが、次の通りとなります。 1位:アメリカ合衆国 26兆9496億ドル 2位:中国 17兆7009億ドル 3位:ドイツ 4兆4298億ドル 4位:日本 4兆2308億ドル(約634兆円)
トライス:少子化社会で、人口減少社会なんだから、政府が率先して、自分たちの給料を上げるなんかの目先の対策ではなく、市場経済を動かすような対策を取らなければ、どんどん落ちぶれていくってこと、わからないのかな?まあ、国民の生活感覚や痛みがわからないからこそ、恥も外聞もなく、政治家を続けているともいえるわけだけど・・・。
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Last updated
Nov 5, 2023 02:22:05 AM
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