ごめんね…
彼は結局朝4時頃には用事ができて帰っていった私は彼がうちに来てから全然寝付けず 3時半頃にやっと寝られたばかり「行かなきゃ…」と布団からやっと起き上がった彼に 行ってらっしゃいと言いちょっと目を開けただけ玄関まで見送ろうと思えばできたのに また目が冴えてしまうのが嫌でロフトから見下ろすことさえもしなかった 彼が上(こちら)を向いて声を掛けてくれた気配がしたんだけど天井に向かって「がんばってね」と言っただけ帰ってしまった後 後悔したほんのちょっと顔を出すだけでも どうしてしなかったんだろ遠距離だった頃 私が帰る時 彼は家に居たとしてもよく寝ていた彼の寝室の窓は玄関を出てすぐのところに面しているそこから彼の顔が見えることを期待して振り返りながら帰っていた彼の顔はただの一度も見られなかった淋しかっただからってそれを彼にしていいことにはならないでも ほんの少し気持ちを分かって欲しくて やってしまったような…義務とかじゃなくて 気持ちの問題仕事を手伝うことはできないので せめて仕事に向かう彼を見送りたいそう思って いつも見送りしてたのに自己嫌悪で 結局またしばらく寝られずなんだか眠たい一日を過ごすことになってしまった