サカナ屋の次は花屋(1)
福井教授のコラムを読みながら・・・『比較産業論』というべきか・・・・水産業界と花き業界の類似点日本から サカナ屋さんが消えていったように花屋さんが 消えていくのではないか?という視点で、かかれていた・・・それを 実証する『表』は、とても納得する内容だったので、引用して 理解を深めたい。図は 福井教授作成を引用外食費がのびて・・・『調度用品』(加工食品)が増えている。これを見ていると サカナ を料理するという手間の問題なのだろうか?『骨なしサカナ』の登場は・・・驚異だった。世界の海からサカナが中国に集まり 中国で骨ナシにして日本に運ばれる・・・。この場合は、中国産というべきなのだろうか?下の図は 急激に お客さんはスーパーに引き寄せられている。図は 福井教授作成を引用鮮魚店が昭和62(1987)年 34%が、平成15(2003)年に15%。わずか、16年のあいだのことである。活きのいいサカナ屋の掛け声が街から消えた。図は 福井教授作成を引用1985年から1995年 バブルがおきて・・・崩壊するあいだにサカナブームが巻き起こっている,ブームが生まれる中で 鮮魚店が減っていくという現象があった。そして、1995年をピークにサカナも停滞状況が生まれる。その日本の消費停滞のあいだに・・・中国が大きく躍り出た・・。この中国の食の大きな変化をどうとらえるかは、興味がある。図は 福井教授作成を引用若い人たちは サカナを食べなくなった・・・・団塊の世代が サカナ好きのようだ。小学校のアンケートで、好きな食べ物が『すし』になったと聞いて日本の食生活も変化したなぁと思ったのですが・・・サカナを摂取する量は 確実に減っている。図は 福井教授作成を引用世界の魚の消費動向を見ると・・・・圧倒的に 中国 のサカナの消費量が増えていることがわかる。とにかく、恐ろしい勢いなのだ。1962年 日本 484万トン 中国 338万トン1982年 日本 769万トン 中国 590万トン2002年 日本 845万トン 中国3332万トン20年間で、日本は、あまり変わらないが・・・中国は サカナ消費が 6倍になっている。 図は社会実情データ図録より肉の消費量について・・・1962年 日本 91万トン 中国 305万トン1982年 日本 364万トン 中国1632万トン2002年 日本 590万トン 中国6836万トン1962年から1982年のあいだに日本の肉の消費は4倍で急激だった。1982年から20年間で、日本は、あまり変わらないが・・・中国は 肉消費が 4倍になっている。 図は社会実情データ図録より日本では・・サカナの消費量に肉が追いつこうとしているようである。それよりも、その急激な変化の中でサカナ屋が、スーパーに とってかわり・・・スーパーでは 直送やマグロの解体ショーまでなされているという。サカナ屋が消え サカナ屋の持っていた雰囲気をスーパーがするという 現象は、ハナでも起こるのだろうか?●サカナ 関連ブログ中国依存体質・・・輸入調理食品加工の国別冷凍加工食品・・・調理加工食品の輸入 1997年より