カテゴリ:経営
FOCAL POINT 終わりまして、
今読んでいるのが、 Appreciative Inquiry という本です。 企業の「価値観」や「文化」の形成ということについて書かれています。 「価値観」って聞いたことありますか? 一言でいうと「何を大切と考えるか、というグループまたは個人の持つ基準」ってことです。 夫婦間で価値観が違うと、結構、家庭不和のもとになりますよ。 たとえば、旦那さんが育った家庭では、お母さんは専業主婦で、食事を作るのはいつもお母さんというのが当たり前だった。 ところが、奥さんの育った家庭では、お母さんは働いており、食事を作るのはお父さんだったり、お母さんだったり…。 この二人が結婚すると………。 御主人は、自分の気づかないうちに食事の支度は奥さんの役目だと心の奥深いところで思い込んでいます。奥さんも働いているので、本当はお互い様ということは理解していますが、なんとなくしっくりきません。 御主人は果たして、自分の価値観を変えることができるでしょうか……。 分かっちゃいるけど、変えられない……。 そうなんだよ、それが価値観の奥深さでもあるんですよね。 「価値観教育」はほんの小さな毎日のできごとで行われていると考えられます。 たとえば、 「こんなことすると、またママに怒られるかなあ……。怒られると嫌だから、内緒にしとこうっと……。」というふうに小さな子供が考えたとしたら、すでに、その子は歪んだ価値観教育を受けつつあると言えます。 お母さんのことだけじゃないですよ(自分……反省……)。 社長さんはじめとする部下を持つ方々、心に手を当てて考えてくださいね。 しまいにはパブロフの犬みたいに、何も考えずに、反応しちゃうようになるんですよね。 「部長に口答えをすると、100倍になって返ってくる。黙っていよう。」 みたいなかんじですね。 怖いです……。 でも、これは組織に根付きやすいマイナスの価値観です。 良い価値観を根付かせられた場合には、現場の人たちにすべてを任せられる競争力のある会社を作れますよ! 「みんなに話してみよう!きっと、アイディアが膨らんでいい方向にいくだろう!」 こんなふうに社員さんみんなが、思えるような風土づくり。 これが大事なんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.07 07:38:20
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