包丁買いました
料理好きが高じて本格的な和包丁を買ってしまいました。ハイスピード鋼という金属切断にも使われている鋼材をその道70年の包丁職人、山口勇氏が打った渾身の一振りです。出刃包丁ですね。出刃にも普通の出刃、相出刃、薄出刃、黒出刃などがありますが、これは普通の出刃です。カテゴリとしては。ただ、モノがハンパじゃない。肉の骨などがさくっと切れます。もう、怖いくらいに。試しに鶏のもも肉などを切ってみましたが、すごい切れ味です。これで益々料理が楽しくなります♪ 今日作ったのはこれ。東安子鶏(ドンアンズージィ)です。鶏モモ肉を揚げて、一端取り出し新たに油を引いてショウガとネギを炒めます。スープを入れて鶏肉を戻し、唐辛子を入れすぐに老酒と塩を入れます。2,3分煮込んで煮詰まったら水溶き片栗粉を入れとろみをつけ、ごま油と酢を入れて風味をつけます。本来なら花椒粉をかけます。なかったから省略しましたが。 これは弱火でも作れます。炒め物のようですが、西洋のシチューやスープでも最初に肉に火を通したり、タマネギを炒めたりするのと同様、炒めるというプロセスを下ごしらえ的に使うとはいえ基本、煮込み料理です。じっくり煮込むほど手間はかかりません。数分で鶏肉のコラーゲンが出て味わい深い料理になります。