カテゴリ:本
黒い山
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 突然の悲報だった。ネロ・ウルフの親友で、レストランのオーナーであるマルコが、自分の店の前の路上で何者かに射殺されたのだ。動揺するウルフに追い打ちをかけたのは、ウルフの養女となっていたカルラだった。彼女は事件の背後にモンテネグロの民族運動があると示唆し、かつて運動への支援要請を断わったウルフを糾弾したのだ。断固として彼女の言を退けたウルフだったが、数日後に姿を消したカルラが現地で殺害されたと聞くや、重い腰を上げ、自らの故郷でもある、鉄のカーテンの彼方、モンテネグロへと乗り込んだ。異色作、最新訳で登場。 ウルフが山に登るなんて、今までからしてありえない設定。 それだけ見てもかなりの異色作だと期待できました。 蘭とビールをこよなく愛する美食家探偵、ネロ・ウルフのシリーズって、単行本化されてる作品が少なくて、たまにぽつぽつ出るくらい。 巻末の作品リストによると「EQ」等々に掲載されてる長編もあるけど、本にならないと読む機会ないし。 作者はとっくの昔に亡くなっててもちろん新作は出ないんだけど、ウルフのシリーズはおもしろくて好きなのでもっと翻訳を出してほしいなぁ…。 本国アメリカと違って、日本ではあまり人気がないらしいのはなぜ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月30日 11時50分58秒
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