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2009年12月29日
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カテゴリ:
  黒い山


【内容情報】(「BOOK」データベースより)
突然の悲報だった。ネロ・ウルフの親友で、レストランのオーナーであるマルコが、自分の店の前の路上で何者かに射殺されたのだ。動揺するウルフに追い打ちをかけたのは、ウルフの養女となっていたカルラだった。彼女は事件の背後にモンテネグロの民族運動があると示唆し、かつて運動への支援要請を断わったウルフを糾弾したのだ。断固として彼女の言を退けたウルフだったが、数日後に姿を消したカルラが現地で殺害されたと聞くや、重い腰を上げ、自らの故郷でもある、鉄のカーテンの彼方、モンテネグロへと乗り込んだ。異色作、最新訳で登場。

ウルフが山に登るなんて、今までからしてありえない設定。
それだけ見てもかなりの異色作だと期待できました。

蘭とビールをこよなく愛する美食家探偵、ネロ・ウルフのシリーズって、単行本化されてる作品が少なくて、たまにぽつぽつ出るくらい。
巻末の作品リストによると「EQ」等々に掲載されてる長編もあるけど、本にならないと読む機会ないし。
作者はとっくの昔に亡くなっててもちろん新作は出ないんだけど、ウルフのシリーズはおもしろくて好きなのでもっと翻訳を出してほしいなぁ…。
本国アメリカと違って、日本ではあまり人気がないらしいのはなぜ?












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最終更新日  2009年12月30日 11時50分58秒
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