カテゴリ:本
狩猟サバイバル
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「サバイバル登山を通して感じる存在感とは、自分が間違いなく地球の生き物の一種類だと実感する喜びのようなものだ」。自分が食べるものは自分で殺す。ケモノとおなじこの地球の生命体として、自然の掟を前によりフェアに生きるために。著者独自のサバイバル思想と行動につらぬかれた、前代未聞の山岳ノンフィクション。 「生きるとは覚悟である。覚悟とは折れない心である。折れない心とは命あるものの掟である。人生はハッピーエンドで終わらない。私は格好よくなりたい。私が格好いいと思うのは、体験を積み重ねた深い人間である。」 と、あとがきに書いているこの服部さんという人は、とにかく格好いいです。その姿勢に憧れてしまいます。 農家に育たない限り、私たち一般市民にとっては肉も魚もお店で買うもの。 釣りが趣味の方もいますが、生きるために殺すことは普段の生活では縁のないことです。 自分のいただいている命について、ほとんど考えることなく育ってきています。 どこかの学校で、子供らが家畜を自分たちで育てて最終的には食べるっていう授業が話題になったりしましたが、そういう経験をすることなんて普通はないですよね。 生きている実感がないような時代に生きていて、真剣に生きるということについて考えようとすると、ここまで極端にならざるを得ないのかな…。 ぼんやりと日々生きている(服部さん風にいえば「消極的に「死んでいない」と言い換えることが可能な人生)私にはこんなことは絶対できないんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月24日 15時28分01秒
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