カテゴリ:本
100人館の殺人
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 大富豪の館でメイドとして働く妹に頼まれ、名探偵・西園寺とその館にかけつけた神尾は、奇妙な殺人事件に遭遇する。衆人環視下、謎の方法で館の主が殴り殺され、容疑者は、なんと館を訪れていた計百人!誰もかれもが疑わしい!?しかも外界に通じる唯一の道である橋が爆破され、閉鎖空間内で次々事件が…。鬼才があなたに“本格ミステリ”の意味を問う、驚愕の最新作。 足みじかおじさんの旅 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 足みじかおじさんは無名である。カッコよくない。でもぼくらが悩む時、ひそやかに悩みを解決してくれるひとが、そんなひとがいれば助かる。ここに集めた、足みじかおじさんのみじかいお話がいくらかあなたの心をなぐさめることができたなら、それが作者のよろこびです(まえがきから)。 「館もの」っていうと、外界から孤立した館の中で殺人があって、閉ざされた空間の中で探偵が犯人を見つけ出す…っていうパターンだけど、その館の中に100人もいると、捜査する探偵も大変ですよねー。 この本、登場人物のところにしっかり全員の名前と職業が載ってました。で、本文に名前すら出てこない人多数。 ところで別にどうでもいいことなんだけど、日本を舞台にした「館もの」って、私はどうしても違和感を感じてしまう…。日本にそんな洋館があちこちにあるのかっていうと、舞台設定として、全く一般的じゃないし。海の向こうの話ならば全然問題ないんだけど。 アヤツジさんの館ものは好きなんだけど…。 やなせたかし氏は90歳を過ぎてなおお元気で現役で、すごいですよね~。 この「足みじかおじさん」はやなせ氏の作品によく出てくる、影になってて顔が見えないおじさん。 こんなおじさんが本当にいるといいのに。 ショートショートなので、ちょっとずつ気が向いたときに読めていいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月03日 20時28分50秒
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