カテゴリ:野球
まあ、もともと負け試合というのがその最たる理由だろうか。
ロッテ-ホークス戦の話です。 M 000 001 060 7 H 010 003 201× 8 先発は関大一高のエース久保と浜田のエース和田。松坂世代98年甲子園組の対決。 買われたのは打力にしろAAA代表に選ばれた久保と、見向きもされなかった和田。当時の評価は久保の方が高いが。 最近中盤の崩れが目に付くルーキーの久保と、ハーラートップの杉内を差し置いて「タカの左のエース」の称号を戴く3年目の和田。 軍配は和田に上がるものだと思っていた。 実際途中まではそんな展開。 久保は7回途中で降板、和田は崩れそうな素振りも見せず、このまま完投するのであろうというのがあの時大半の人が予想しただろう。が。 8回表に和田が4連打を浴び、降板。悪い流れを中継ぎ陣が断ち切れずに逆転をゆるす。 どちらにも勝敗はつかず。 その後は8回裏に大道のシーズン初安打で同点、9回裏には記録上は松中の内野安打ではあるがマリーンズ内野守備のもたつきからサヨナラを許した。 「サブローだったら取られてたろうけれど、フランコだから大丈夫だと思って右打ちをした」 ヒーローインタビューで大道が言った。一字一句同じではないけれど内容的にはこんな感じ。 マリーンズの外野のスタメンはレフト・ベニー、センター・大塚、ライト・サブロー。8回表に代打を出したために裏の守備はレフト・諸積、センター・サブロー、ライト・フランコ。 何で? 確かに諸積が試合終盤に守備固めで入るときはレフトが多いけど!センターだって守るでしょ!諸積外野手でしょ! 最近はセンターに回ることが多かったけどサブローの基本路線ってライトじゃなかったの? フランコってどこでも守れるって言ってはいるけど本職には到底及ばない内野手登録の選手でしょ! ここはレフト・フランコ、センター諸積、ライト・サブローで行くべきではなかったかと。 大道の当たりはサブローでも取れたかどうか怪しいけれど、打者に与えたプレッシャーはちがかったと思う。ライト狙いをしたかどうかも。 9回裏。 レフティー対策のために回をまたいでマウンドには藤田。しかし川崎にスリーベース。 ここで終わっても仕方ないか、な展開。バティスタという右打者は挟むけれど、続く四番は松中。藤田続投。 サウスポー藤田が右打者バティスタをファールフライに打ち取る。 続く松中はファーストゴロ。 ピンチを脱したと思った。 しかし、ファースト福浦とセカンド西岡が交錯。ボールを捕った福浦はバックホーム、できなかった。 サードランナー川崎がホームに駆け込みゲームセット。 8回表。 二死満塁で堀がライト前にヒット。ランナーが二人還る逆転打となった。 この後が問題。 ボールがホームに送球される間に堀は果敢にセカンドベースと狙う。しかし、ホークスのキャッチャーは城島。並大抵の捕手ではない。捕ったボールをすぐにセカンドへ送球。スリーアウトチェンジ。 堀が城島の肩を計算に入れて走っていなければ、二死1,3塁で福浦に繋がった。もっと点が入っていたかもしれない。 ミスは目に付く。 でも、今日の負けは腹が立たない。 解説者レベルで見ても「今のはしょうがない」というミスだからか。 久保5失点の時点で試合を落としたものだと思ってしまったからか。 明日は負け無しのエース斉藤和己と、シーズン終了を勝ち越しで終われるのかが微妙な援護の少ないエース清水直行との投げ合い。 あまり勝てる気がしない。 落合理論(直接対決勝てなくても他球団に勝って勝率上回れば問題ナッシング!)が通用するほどソフトバンクは甘くないだろうなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.30 23:46:24
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