徒然草子

　交流戦になって巨人が失速というほどでもないけれど、周囲との差が少なくなってきたなぁと、ペナント争いが面白くなってきたなぁと思っているところ。
　逆方向に飛び出しているチームが･･･。

　勝率が打率みたいになってるよ横浜！

　そんな横浜ベイスターズ、今日も負けたようで。
　１０－７。
　得点能力はあるのに守れない。
　今日は先発が崩れたわけだが。
　悪い流れを断ち切れない。

　阪神にJFK（現在J不在ではあるが）、
　ロッテにYFK、
　オリックスにKKOという呼び方があるように。
　横浜の中継ぎ陣についたあだ名は『クワトロK』。

　実が追い着いてから名前を付けてください・・・。

　えーと話が脱線。
　今日は負けはしたけど相手を少しなりとも追いつめた打撃の話がしたいのであって。

　まあ「何点とろうが負けは負け」と言われてしまえばそれまでだけれども。
　ワンサイドになるよりは良かったし。雨の中応援していたファンの為にもきっと。

「何点とろうが追い越せなければ意味が無い」としても。

　多村が復帰後に初日に一発出たとか。
　しかも相手が松坂だとか。
　村田も松坂から打ったとか。

　意味を持つわけで。
　後の2行は思い切り個人的趣味の領域だけれども。

「相手が松坂」は2通りの解釈ありそうだけど。
『日本球界を代表する投手』からホームランを打ったのか、
『高校の後輩（在籍はかぶらないけれど）』から打ったのか。
　個人的趣味の領域だと後者に重きを置いているわけで。

　因縁というほどのことでもないけれど、過去にあるちょっとした関わりというのが興味をそそるポイントで。

　村田は高校時代直接対決して。
　投手戦で、最後力尽きて、負けて。
　怪物と呼ばれる男との違いを肌で感じて、大学からは打者専心、逆指名権を得るほどの選手になった。
　そんな経緯があって。

　そんな相手から打ったというのは個人的にはもの凄くポイントが高いわけです。

　試合に負けたとかは瑣末な問題で。
　打って勝ったとしても相手投手が松坂じゃなければ意味が無くて。
　勝とうが負けようが。

「プロ野球の公式戦で人生変えた男に一発借りを返した」

　そこに重大な意味を持つ。
　と思っているのは自分だけかもしれないけれど。
　そんな自分は帰りが遅くて試合なんて見ちゃいないけれど。