ジーンズ大好き(後編 「KUNNA」って知らねえだろう)
ジーンズ大好き(後編 「KUNNA」って知らねえだろう) さて、ここから今穿いている「KUNNA」について述べなければならない。 前述のとおり、高級感のある厚手のデニム・ジーンズが欲しいと思うようになっていた。色は、勿論、インディゴである。 どこの製品にするかで、まず、最初の選択肢は、いわゆるジーンズ御三家にするかどうかである。ジーンズ御三家とは、ジーンズの歴史を築いた米国の「リーヴァイス」、「リー」、「ラングラー」の三大ブランドである。これは、通俗であると勝手に決め付け、個性的なジーンズを選ぶことにする。 そこで、次の選択肢は、国内ブランドにするか海外ブランドにするかである。「ボブソン」や「ビッグジョン」、「エドウィン」などが国内メーカーだと知って驚かれる方がいるかも知れない。ここでも、通ぶって海外にしてみよう。 ただし、デニムの品質や縫製の技術で世界一の国は、恐れ多くも日本である。だから、国内ブランドの「エヴィス」は捨て難い。パリでジーンズと云えば、「エヴィス」しかないのである。しかし、ここはやはり、どうしてもジーンズを知り尽くした米国西海岸のブランドに拘りたい。スーツは英国の如しである。 その道に詳しいW氏に話しを聞いてみると、西海岸ブランドで原材料が日本、縫製も国内で行うブランドがあるという。これは、云ってみれば、アメリカ版「エヴィス」ではないか。デザイナーも日本人モリセ・ヒロ氏だという。 それが、「KUNNA」ブランドである。「KUNNA」とはスエーデン語でcould(=be able to)の意味だという。何故、スエーデン語なのかは分からないが、オバマ大統領のいうCHANGE = YES, WE CANに通じるものがあるではないか。おっと、これはおいらのこじ付けではあるが…。 しかし、まぁ、この「KUNNA」のPAIKO DRIVE(商品名)などは、新品なのに、しっかりとダメージ加工が施してある。恐らく、人形に新品のジーンズを実際に穿かせて皺を作り、色落ちなどの加工を施しているのだろう。 あ、それから、おとうさんに一言。ジーンズは、腰で穿くのである。お腹で穿くと上野の森の西郷さんのようになってしまうので、ご用心。腰で穿くのは、直ぐに慣れるので、安心されたい。 それと、ヴィンテージ風はリジッド(非防縮加工)なので、洗うと必ず縮む。サイズは一回り大きめにしておいて、洗いながら自分のサイズに合わせた方が賢明であろう。なお、ヴィンテージ風は洗わない方が粋として洗濯しない人がいるが、不潔なので、適度に洗った方が良い。 さて、「KUNNA」のジーンズは、一本が数万円と少々値が張るが、実際に穿いてみると、それだけの価値があることが直ぐに分かる。カジュアルが許される場所であれば、どこの場所であっても自信を持って自分のお洒落をアピールすることが出来るだろう。何故なら、おいらのおじさん体型であってもぴったりとフィットするし、ジーンズでありながらも高級感に溢れているからだ(なお、有名人だと、あのブラッド・ピットもKUNNA愛用者らしい)。 ハイ、それでは、ジーンズのお話しはこれでお仕舞い。(注)おいらは、これまでウエブのリンケージをしていなかったのだが、このKUNNAだけは優れものと認めるので、初めてブログに貼り付けてみた(このブログ右上の「Bookmarks」の「よく行くページ」)。興味のある人はホームページを訪問されたし。 なお、おいらとは何の関係もないので、ネットショップしてもおいらには1円も入らないので、念のため(この項終り)。**************************************謎の不良中年 柚木 惇 Presents**************************************