大腸の内視鏡検査を受ける(前編)
大腸の内視鏡検査を受ける(前編) 昨年2月に下血をした。その顛末はこのブログでも紹介している(病気のデパート「下血騒動記」参照)。 そのときに「毎年1回、腸カメラを入れましょう」と先生から云われていたのである。また、今年の春の定期健康診断で、大腸検査の結果が再び陽性であったのだ。 こりゃ、まずいわ。 大腸のポリープは悪性の場合、1年もほっておくと大変なことになるらしい。だから、ポリープのある人は1年に1回、危険性がある人は半年に1回、腸カメラを入れる方が良いのだという。 覚悟を決めるしかない。 おいらの主治医である横浜R病院のC先生のアポを取り、再び大腸の内視鏡検査を受けることにした。先週のことである。 1年前の内視鏡検査は下血が原因であったので、腸カメラを入れる前日の作法などない。問答無用の検査であった。しかし、今回は前日から腸をカラッポにする準備をしなければならない。 写真は前日採った食事(検査食=注腸食「エニマクリン」(グリコ))である(1,575円)。 三食ともレトルトである。中身は朝食と昼食とがお粥、夕食はスープのみである。 塩気がないからだろうか、これが全く不味い。いや、味気がない。 ところで、この食事は自分で用意しなければいけない。おいらは検査の前日と当日の二日を休みにしたので苦労しなかったのだが、会社勤めの人が職場でこれを食べるとなると、ちょっと面倒だろうなぁ。 食事はこのエニマクリン以外は一切食べてはいけないのである。ただし、お茶とお水はいくら飲んでも良い。また、「エニマクリン」付属の間食(「ビスコ」やゼリーなど)だけは食べてもよい。余談だが、この間食は意外にいける。干天に慈雨。 酒はもちろん不可。ま、一種の難行と思うしかない。 そうして、就寝前(夜9時ごろ)に下剤(ラキソベロン10ml)を飲まなければならない。これがまたヒマシ油のような味で不味いのである(この項続く)。***********************************謎の不良中年 柚木 惇 Presents***********************************