東北の方々にとって憧れの都市は仙台なのだと白河市に住みながらよく聞きました。確かに大学のために仙台を目指す方々も多いです。そのような噂を耳にしていると約200キロぐらいの距離を福島県の南部から過去に数回ほど移動して仙台に行けたことは非常に楽しみでした。数年前、福島県で一番興味を持ったことは園芸や農業。今も変わりありません、そして仙台のアエルでみつけたハーブの専門書はとても素晴らしく、大量の英語の資料をもとに著者が日本語に熱意を持ってハーブを紹介していると喜んで数時間で読んでしまいました。勿論、濃い内容なので何度も辞書のように読んだり、或は各国語にも翻訳されているのだろうか? ウェブ上にも公開された内容なのだろうか??と詳しさに感動しました。
基本ハーブの辞典 北野佐久子さん 編 東京堂出版 ハーブに興味持たれている方で読んでいらっしゃる方は多いのでしょうか。
その後、震災ののちにアエル復興のニュースも聞き旧ピッチな復興に住民の方々や支えている方々のパワーを強く感じるのです。他にも仙台の郊外で綿花畑を震災後間もなく水浸しになりながらも少しでも収穫しようとしている方々を知り、植物の実の尊さを改めて知るのでした。
昨年、近所で買い物しながら仙台のハーブ専門店で頂いたポイントカードを店員さんにいっぱいになったとして預けながら、花粉症などに効くとしていつも探していたハーブという植物の葉、花、茎、根などにもっと感謝するのです。ハーブの多くは世界各国からの輸入品であり、日本は本当に海外の方々の恩恵を受けていると実感するのです。もしハーブ専門書や情報の共有をもっと発展させたら海外の方々との前向きな交流も増すのだろうか、と震災以前とやや似ている考えすら戻ってきました。昨今ではウェブ上の情報量も多いので、一つのサイトをいくつもの言語で閲覧することも本の普及にも似ていると考えるのです。
多言語化の進んだアップル社やグーグルも本の普及と情報をサイトで共有するという二つの選択肢のバランスを取っているのだろうかとスティーブ・ジョブス氏を偲びます。