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カテゴリ:わたしのこと
朝、職場に行ったら
どこかで見たような本が同僚の机に… オズボーン・コレクションの復刻版でした。 オズボーン・コレクションというのは、 オズボーン夫妻が収集した 15世紀くらいから19世紀後半くらいまでに出された 絵本のコレクションで、現在はカナダのトロントの図書館にあります。 全部で1万5千冊を超える膨大なコレクションなのですが、 ほるぷ出版から いくつかの絵本を選んで復刻版が出されています。 その当時確か学生をしていて、 自分の研究テーマとの関連性もあり、 このコレクション、 のどから手が出るほど欲しかったのですが、 貧乏学生には当時全部買うと10万以上という値段は とても手の届くものではありませんでした。 同じようにあきらめた絵本の復刻版たちの仲間には オーピーコレクションとか ベルリンコレクションなどもあります。 全部そろえると30万以上… とても一介の学生には買えません… その、昔、涙を呑んであきらめた絵本たちが目の前に! しばし仕事も忘れて何冊かを夢中で読んだり 同僚たちに解説したりしていた私なのでありました。 クルックシャンクの絵本なんか見つけた日には 話が止まらないよ、って感じかも~。 絵本の歴史について語ると本当に長くなる私。 きっと聞いてる人にはかなりの部分 「?」なんだろうなあと思いつつ (細かい薀蓄が多いので…) 語り始めると止まらない… 普段そういうこと(絵本好き)を公言しないので きっと昨日はびっくりされたに違いない(笑) あ、でも子どもたちにはあまり読み聞かせしてません ついつい自分が楽しんでしまうので… 児童書や絵本の歴史については いろいろ役に立つ本もたくさんあるのですが このあたり↑が割と手に入りやすいかな… (何しろこの分野絶版とか売り切れとか多いから) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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