のりきちのへや

今、愛媛県立美術館で
福音館書店「こどものとも」の絵本原画展をやっています。

たとえ月刊誌としては読んでいなくても、
「ぐりとぐら」「おおきなかぶ」「はじめてのおつかい」などなど…
おそらく子どものころ
一度は目にしたであろうこの「こどものとも」の絵本、
絵本好きとしては行かずにはおられない気がするのですが、
その歩みについて元編集部の方の講演があるというので
行ってきました。

「こどものとも」の創刊は１９５６年なのだそうですが、
その創刊当時の業界全体での絵本をめぐる事情から、
その後のずっと売れなかったのに
サンケイ児童文化賞などいただいてしまって
引っ込みがつかなくなってしまったお話や
何とか採算が取れるようになるまでのお話、
ご本人が関わった絵本作家さんについてなど…
その絵本そのものも見せていただきながら
１時間半、いろんなお話を聞かせていただきました。
「こどものとも」の創刊号の表紙を私は初めて見ました！
それだけでも行った価値があったかも

数年前にこの「こどものとも」の５０年のあゆみ
をまとめた本が出ているそうなので

おじいさんがかぶをうえました
それも買おうかな、と思っています。

午前午後とタイトルが違うので
違うお話なのかと思ったら
実は同じ内容の講演だった…
というちと悲しい落ちはあったものの、
いろんな裏話も聞けたりして
楽しい講演会でありました。

さて、実はいろいろあって
原画展そのものにはまだ行けてないのですが
３号４号は結構関心がありそうなので
（１号には即却下された…２号も関心なさそう）
また土曜日あたりにでも
（男組(笑)が１日中野球に行っているので）
半日くらいかけてゆっくり回ってみようかな、と思っています。