鬼子母神の猫
ちょうど一週間前、法明寺鬼子母神堂に行ってきた。池袋の駅から15分ぐらい歩いただろうか。職場の仲間がその近くのカレー屋がおいしいと言う。あいにく3時を過ぎて準備中の看板で入れなかった。では鬼子母神に行ってみようとなったわけだ。男ばかり5人、安産にはあまり関係ないが、、、。大きな木々が繁り、とても落ち着いている。お寺にお参りし、なぜかおみくじがあったので引いてみた。紙がなくなったが、吉か小吉だった。敷地内に駄菓子屋があった。みんな食事を食べ損ねている。懐かしさも手伝って、せんべい、すもも、すいか、色の付いたジュース、など食べた。11円、58円、30円などとても安い。みんな子供の顔になり、小さい頃の思い出で盛り上がった。ふと猫のポストカードに仲間の一人が気が付いた。白い猫が気の根元に寝ている。怪訝そうに見ていると、売店の50代位のおばさんが言った。「ここに住んでいた猫で、ガンで死んだの。ガンになってから木の根っこに寝転がり木の気をもらっているのよ」よほど猫好きなおばさんなんだろう。また皆で駅のほうに帰って行った。なんだが気分がすっきりしていた。ふと思った。木の気をもらったんだ。