カテゴリ:あゆが巣立つまで
二女が、自分の名前にネガティブな文字があるせいで、人生の選択がいつも一発で決まらないと私に愚痴った。
名は体をあらわす=名前が運命を決める とか言う。 「辛い」 私「本当の辛いは、そんなもんじゃないと思うけど・・・。」 某県がダメだったのは、色んな不安要素があって、不幸中の幸い。 それを明確にしたのは、先日の記事。(詳細は書かないでおこう) その記事を読んで、この結果でよかったと胸を撫で下ろした。 大学の教授が、「落ち込んでる場合じゃないぞ!」と発破をかけてくださる。 そして、 「辛い経験をたくさんしてください。進んで辛い体験をしてください」と仰ったと。 そこで、ボランティアで講師として行ってる小学校で、生徒から蹴ったりつねられたりした体験を話した娘。 「それは、ちゃんと先生に言って、注意してもらってくださいよ!」と言われたらしいが。 私は、つねられて腫れた痕を見て、「勲章!勲章!」といったんだけど。 「人に対して怒れない」事が娘の悩みで、それがいいんだと 私は讃えた。 平気で子供を叱れる人も理想だけど、弱さが、子供の心を引くことがあると私は思う。 蹴ってくる子供に「先生」として、上から叱りつけることが出来ず、痛いなぁと嘆いたり、対等に抵抗する姿が、彼の心を緩める一端になる優しさになるんだと思うよ と アドバイスしたら、 「そうかなぁ~? 痛いんやけど!」とむくれていた。 子供が他人に対して叩いたり、蹴ったり、つねったりするのは、すべて家でされている事 なのです。 次の週、ストレスもあって休もうかと言ってたけど、私の曖昧な態度に奮起して行った。 その蹴ってきた生徒が寄って来て、 「先生、今日は大学ないのん?」と聞いてきたらしい。 「午前中あったけど」とまた蹴られたりしたら嫌なので、少し距離を保ちつつ対応したら 「えっ!?大学は毎日行かんでいいの?」と食いついてきた。 「そうや。それに大学は、自分が好きな科目だけ勉強できるねんで♪」って言ったら、 「へ~っ!そうなんや~。大学っていいなぁ~」 と、それまで勉強にまったく興味を示さなかったのに、興味をもって聞いてきたらしい。 可愛いトコあるんや~って思ったらしい。 「辛い」に纏わることが、幾重にもリンクして、それはとても大事な経験だということを悟った娘でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 10, 2011 01:18:02 PM
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