カテゴリ:あゆが巣立つまで
という諺も近頃は使われなくなったけれど。
二女は、就活が嫌で、海外留学を決めた幼馴染の近況を羨ましがり、先日突然家で泣いた。 何が悲しいのかと聞けば、 彼女が羨ましいということ。英語は特に自分の得意分野だったので、英語が苦手だった彼女に留学されることがショックだったのか? そうして彼女を羨ましいと思う自分の気持ちが腹立たしいといって泣いていた。 ま、なんとも慰めようもなく、叱咤激励する気もなくしいていえば 「留学を簡単にさせてもらえない家に生まれたあなたの不幸。ごめんなさいね~」 と言ってみた。 母はこんなとき 「上を見ない。下見て暮らせ」といった。 私は、そんな何かと比較して自分の気持ちを慰めるようなことを娘に勧めたくはないと思ったので、あえて アドバイスも慰めもしなかった。 さて、その30分後。自分の部屋から下りてきて、普通に戻った。 自分で自分のコントロールをしたのだろう。 そして、今日。 羨ましいと言ってた彼女に出会ったらしい。 大学の不満ばかりを口にして、ただ彼女は来年からの留学のことや近況を語ってきたそう。 「なんにも羨ましいと思わなかった。私は、現状に満足している。大学に満足している。それだけで十分だし、今回の事を姉さんに言ったら、怒られた。働いたらいいねん。働いたら好きなこと出来るんやから!って」 笑ってた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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