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カテゴリ:自分の『うつ病』について
うつ病など、メンタル疾患を治療しながら仕事をしていると、
必ず悩むことがあります。 それは、”体調がどこまで悪化したら休むべきなのか”ということです。 ここで言う、休むということには、2つの休み方があります。 1つは、1日だけの休暇です。 2つは、2週間以上の長期の休暇です。 それぞれについて、自分なりの判断基準を持つようにしましょう。 体調が優れないときに考えようとしても無理です。 体調が悪いのだから、頭が働きません。 だから、比較的体調の良いときに考えておくのです。 そしてそれをノートに書いておくのです。 今日は体調が悪いなあと感じたら、 そのノートを見るのです。 また、体調が悪い状態が続いているなあと感じたら、 そのときも、そのノートを見るのです。 具体例として、どのような基準があるのでしょうか。 ★1日だけ休むとき 「通勤と8時間職場にいるだけのことができないと、 ほんの少しでも感じたとき」 このような感覚を感じたなら、勇気を持って休みましょう。 ★長期間休むとき 「ここ数日の状態がこれからも継続したときに、 病状が悪化する方向にしか行かないと感じたとき」 2~3日で回復できると思うなら、少しだけ努力して 出勤してみましょう。 しかし、暗い将来しか予想できないとき、 そのときには、勇気を振り絞って、上司に相談しましょう。 上記のように、休むことを患者さん自らが言う場合には、 注意しておかなければならないことがあります。 それは、常に上司に自分の体調がどんな状態なのかを 伝えておくと言うことです。 そうしないと、上司にとって見ると、 「元気そうなのに、いつも急に休んでしまう。困った奴だ」 こんな風に捉えられてしまう可能性があるからです。 私自身も、会社まで着たけど、仕事は無理だと感じて、 そのまま休みをもらったこともあります。 また、仕事を2時間ほどやったところで、 体調があまりにも辛くなってきて、それから帰ったこともあります。 どんなときであれ、私は自分としての休むときの判断基準を 持っています。だから、休もうと決断するときは早いです。 無理なときは無理。無理して悪化させない。 私はこう考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月20日 06時41分33秒
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