カテゴリ:タイを食べる!
タイのガイドブックなどを見ていると、「タイに来たからには屋台メシにチャレンジしなきゃ」的な記述がよく見られるが、個人的には極めて賛成しがたい。もっというと、ちょいと無責任と感じることもある。
まず、こうした記述を見ていると「屋台」と「冷房の効いていない小さな食堂」がごちゃごちゃにされているケースもあって、まず書いているひとのガサツさがこの辺でわかっちゃう。オススメ屋台として紹介されているものが実際は後者だったりする。 それはともかくとして、わたしが屋台をすすめない理由としては、 1.衛生状態が悪く、お腹をこわして翌日の観光が台無しになっても知らないよ。タイに住んでいるようなひとならいいと思うけど。 2.現地人ならともかく、暑さに慣れていない日本人が屋外の蒸し暑い中でわざわざ食事しなくても・・・。 3.洗い物がその辺に溜まって放置されているので、見かけはもちろん残飯臭や腐臭が漂っていて非常に不快。大通り沿いの屋台だと排気ガス臭と交錯していて普通の神経では食事できないと思う。 4.屋台でおいしい店って実は少ない。おいしい屋台はタイ人で混みあっていてクルマでわざわざ客が食べに来る屋台もあるが、観光客がそういう店を見つけることは至難。まずい店は本当に泣きたくなるほどまずい。 です。 特に1.だね。日本で料理の中に髪の毛が入っていたと言って店に金返せとクレームつけたことがあるような繊細な方は、まず屋台なんかに行こうと思ってはいけません。料理にたかるハエを追い払いながら食べることをそんなに嫌と思わない方であればよいでしょう。こういうことを書くと、「屋台」も「食堂」も実は衛生状態は大差ないという声も出てくるのだが、それにはわたしも反論しない。っーか、屋台に滅多に行かないわたしでも週に1度はお腹こわしてるので・・・。 観光客の方には4.の方が大きいかな。短い滞在期間で数少ない食事回数の中で、まずいメシのために貴重な機会を浪費したくないでしょう。わたしが屋台で食べない理由はこちらの方が大きいかな。タイ人が「ここの屋台はおいしいんだよ~」と絶賛しながら連れて行かれた屋台がイマイチだったりするので、そもそもタイ人と日本人は味覚の嗜好が異なるのではとも思っている。 というわけで、好奇心で屋台にチャレンジされることは否定はしませんが、「リスク」を承知の上で・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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