カテゴリ:で、日本はどうよ?
わたしが日本で参加している草野球チームだが、最近はメンバーの参加率が悪くて9人集めることがどんどん難しくなってきている。そこで目につけたのが我が家のタイ人パートナー・・・。女性ながらわたしなんぞより身体能力が遥かに優れているので、わがチームの秘密兵器に・・・と狙っている。そうすれば少なくともわたしの帰国の期間だけは2人の戦力確保!!といきたいところだが、いかんせんウチのパートナー、野球なんぞ今まで見たことないってのが困ったもの・・・。
今までもたびたび書いてきたように、タイでは「野球」は超マイナースポーツである。野球のルールを知らないタイ人は恐らく99%・・・いや99.9%ぐらいかも知れない。さすがにルールわかんないと試合に出せないし、日本語もほとんど通じないからとりあえず試合に出してその場で指示・・・ってのも無理だし。 とにかくホンモノの野球を見せるしかないということで、今回の帰国に同行してもらった際、夜のテレビはとにかく「野球中継ね!!」と厳命しておいた。わたしが仕事から帰宅すると言いつけどおり「巨人×中日戦」をしっかり見ていたようで、「見た、わかった、おもしろい」との報告。大体の試合の流れは理解した模様。よし!よし! そこで休日に「横浜中華街でご馳走♪」の人参をぶらさげて「横浜スタジアム」の「巨人×横浜戦」に連行。野球の試合は大体3時間を超えてしまうので、タイ人のことだから途中で飽きて帰りたいと言い出だすと思っていたら、意外にも最後までケラケラ笑いながら観戦していた。あと、夜のテレビで自分が見た試合が何回もプレイバックされるのに目を白黒させていた。 試合そのものも序盤は巨人がホームラン攻勢で先行するも後半に横浜がグイグイ追い上げるというおもしろい展開。だが、どちらかというと楽しんでいたのはスタジアムに流れる効果音などの演出や、ファンの応援風景の方か。マリーンズ応援団の影響と思われるが、横浜側、巨人側とも内・外野自由席の応援にすごく一体感があり、見事なものだった。これだったら野球にそんなに興味のないひとにも充分楽しめる! 目的だった野球のルールのお勉強も「犠打」「犠飛」「併殺」「併殺崩れで1点」「盗塁刺」「牽制刺」「暴投で進塁」など説明が難しいシーンを次々と実演してくれたので大変ありがたい教材であった。どうやらウチのパートナー、なんと試合展開による守備位置の変化や緻密なカバーリングなどの細かいプレーにまで注目していたので、タイ人がスポーツの中でも「パワー系」よりも細かい「テクニック」を駆使することに興味を持つというのは本当のようだ。 「タイに野球伝道」って意外とイケるかも??「名球会」の皆さんいかがですか? 今回は間に合わなかったが、次回はいよいよ試合デビュー!!バッティングセンターでもいい感じだったし、今回タイにグローブを持ち込んだから練習もバッチリ!!次の帰国が今から楽しみだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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