カテゴリ:タイを遊ぶ!
国王陛下のリゾート地「フアヒン」の休日報告のつづき。現地で出会ったひとのエピソードをいくつか追加。
■浜茶屋のあんちゃん 休日2日目のミッションは、「一日中ビーチで寝そべって、本を読んだりボーっとしたり昼寝したりすること」。浜茶屋の前のビーチチェアを確保し、飲み物や軽い料理を注文しながらダラダラと浜辺の休日をファラン(欧米人)のごとく過ごしていたわけだ。 さあてアッという間に夕暮れも迫り、「んじゃお勘定!」ってところで出てきた浜茶屋のあんちゃん「んで、何注文したんだっけ?」と暢気なことを言っている・・・。 はあ~、タイ人はこれだもんな~ ええと、ビアシン2本とソムタムと・・・って説明してると、あんちゃん「アンタ計算しておくれよ~」と言い出す・・・。 はあ~、こいつ何考えて生きてんだよ~ 開いた口が塞がらないってカンジだが、仕方ないから、ええとビアシンが2本だから160バーツで、ソムタムは40バーツ?・・・って感じで足元の砂に数字をカキカキして計算してあげる。 「はい、合計340バーツだけど支払いは300バーツでいいよね!」というと、あんちゃん「ああ~、いいよ~」とメンドくさそうにOK。 はあ~、全身の力が抜けていく~ ■居丈高なタイ人女性 風の涼しい夜は、ビーチを望むオープンエアのシーフードレストランへ。いやあ、料理はおいしいし、眺めはサイコーだし、ろ~まんちっくやねぇ・・・っていいながら思ひ出作りに励んでいるところに、隣のテーブルに薄汚いファラン(欧米人)3人を引き連れたタイ人女性が騒々しくやって来た。 しばらくしてウチのタイ人パートナーが「隣のタイ人、ムカつく!」と言ってプンプンしだした。どうやらこのタイ人女性(ひでー醜女でした)、ファランを連れていることで自分が特権階級か何かと勘違いしているようで、ウェイターに対して居丈高な態度で命令しまくっている。連れているファランはいかにもステータス低そうな連中のくせに、とにかく言動のひとつひとつが勘に触る。 おめーらオモテに出んかコラあ、と関西人がキレる寸前のところを当方の気迫を察したのか、向こうの方が間もなく席を移動していき、平和な夜は戻った。 この種の「勘違いタイ人」は以前にも遭遇したことがあるが、この国の人間はなんだかんだ言ってファラン・コンプレックスが根強い。情けないというか・・・。まあわれわれ日本人も似たようなもんかも知れんが・・・。 ■トゥクトゥクのにーちゃん さあて3日目も午後になり、チェックアウトしてバンコクへ帰ろう、というところで、暑さと日差しの強さで目眩がしそうである。ズボラだが歩く気力が全くないので、角で暇そうにしてるトゥクトゥクにでも乗るかな・・・。 「ロットゥー乗り場まで」と声をかけると、運転手のにーちゃん「ん~、ロットゥー乗り場ぁ?んなら歩いても行けるよ~」と眠そうに言っている。 はあ~、こいつもやる気まったくナシかよ~ そりゃあ歩いても行けるけど ロング客待ちってワケでもなく単にメンドーなだけのようだ。渋々って感じで乗っけてくれたが、ホントここの人間はみな商売っけがないったら・・。 はあ~、フアヒンはみんなお気楽だね~ そんなこんなでフアヒンの休日はお気楽な現地人どもに癒されているうちにあっと言う間に終っちまった。さずが王様の町っていうか、その辺にいる犬や猫ですらどれも暢気そうでしかも人懐っこい。ビーチ以外にこれといった観光スポットもないのだが、だらだらのんびりと休暇を過ごすのにはぴったりの場所かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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