カテゴリ:トホホなタイ暮らし
国際ニュースでも出ていましたので在タイ以外でもご存知の方は多かったと思いますが、タイ国保健省は
「アルコール飲料の広告全面禁止」 の方針を明らかにし、12月5日の国王陛下誕生日の施行を目指して動いていました。これが施行されてしまうと、たとえば歓楽街パッポンの目印ともいえるおなじみの広告や、 もてない男どものささやかな楽しみであるパブの「バドガール」(タイではバドワイザーは普及していませんので、実際は「シンハーガール」とか「ハイネケン・ガール」)も姿を消すことになるのです。 (写真なし) その上、タバコに引き続いて 「アルコール飲料の陳列販売の全面禁止!!」 まで目論んでいるとの重大情報もあったのです。もし日本でこんな法案が通ってしまったらどうなるか考えてみてください。酒屋さんは品物を陳列できないならどうやって営業すればいいんでしょう?来たお客さんにいちいちカタログでも見せて販売するのでしょうか?また、たとえば酒屋やスーパーに行って係員にオーダーしないと品物が出てこないようであれば名の通った銘柄品しか売れなくなり、細々と伝統の味を守ってきたような中小の醸造元はほとんど滅びてしまうことでしょう。 アルコールなしだと恐らく1週間以内に死んでしまう「Tui_Bangkok」としては、こんなにアルコールが迫害を受ける国に今後住み続けることができるのだろうか・・・と戦々恐々としていたのです。 ところが本日、暫定政府は「調整不足」との理由でこの保健省の提案を 「却下!!」 したとのこと。 さすが!!国民に大歓迎された暫定政府だけのことはあります!! イスラム国じゃあるまいし、いくらタイ好きのみなさんでもアルコールを肩身狭く飲まなきゃならないような国にはあまり来たくないですよね。観光産業が重要な外貨獲得源でもあるのだから、自分で自分の首を絞めるような政策はよした方がいいですよ。まったく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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