カテゴリ:タイを食べる!
年末年始休暇の後半は、わが心の故郷「チェンマイ」で過ごしました。わずか2泊3日ではありましたが相変わらずトピックが盛りだくさんで、現在の更新ペースからすると約2ケ月ほどは「チェンマイ編」が続くことになりそうです。悪しからずご了承ください。何をしにチェンマイに行ったのかは回を追って明らかにしていきたいと思います。
さてチェンマイ編一回目は、前回敗北したチェンマイ名物「カオソーイ」の話題からいきましょう。 前回の訪問で失敗したということは、約1年以上はおいしいカオソーイを食していないことになります。これはいけません。チェンマイに着いたのは金曜日の日が暮れてからですが、ホテルの近所の食堂のメニューにカオソーイがあったので、早速注文!! ところが・・・ 激マズっっっ!! 以前はカオソーイなんてどこで食べても同じようなモンだろうと思ってたのですが、大きな間違いでした。この食堂のカオソーイはカオソーイと称してはゼッタイにいけません。何か入れ忘れただろー!!といいたくなるような単調で気の抜けた味・・・。 やっぱり地元でも評判の名店に行くしかありません。翌日、気を取り直してカオソーイの有名な店が集中しているチャルンラート通りのファーハーム地区に出掛けます。 前回はチェンマイ紹介本の名著「チェンマイ満腹食堂―ウソなしレスランガイド」で絶賛されていた老舗「ラムドゥアン」の「2号店」に出かけて敗北したので、「今回はラムドゥアン1号店に行きましょう!」と生粋のチェンマイっ子であるパートナーに提案すると、 「ラムドゥアンはおいしくない。やめとけ」 とのおコトバ・・・。 色んな店を調べて「ラムドゥアン」が最高と評した「チェンマイ満腹食堂」著者の名誉のために言っておきますが、味覚はひとの好みによってそれぞれなのでどこが最高なのかは一意に決められません。でも確かにわたしの記憶でもラムドゥアン1号店で食したカオソーイは冷めていた上に具の鶏肉が半生だったので、非常によくない思い出があります。 で、一番おいしい店はどこ?と訊くと、 「サムーチャイ」 とのこと。 店に入るとすんごい人混み!!壁にタクシン前首相が来店してカオソーイを食している写真が何枚か飾ってあります。ちなみに「どんぶりマーク」の看板は見当たりませんでした。 大人気のお店であることは1秒でわかりましたが、いくら繁盛しているといってもこの店の注文システムはひどすぎます!!注文してから2回ほど頼んだのと違う品が運ばれてきたし、10分たっても注文の品が運ばれてこないので「まだかい?」と何度か店員に催促してようやく待望の「カオソーイ・ガイ」が来たのですが、食している間にさらに3回も同じ品を運んでくるというお粗末さ。「食ってるのが見えねーのかヲラ」。ま、カオソーイ専門店で中の具が違うだけだから、注文を何度間違えても別のテーブルに回せば済むことなんだろーけど・・・。 タイでは注文と違う品が来ることは日常茶飯事とはいえ、一度に5回も間違えるってのは「世界新記録」ではないでしょうか?テーブルに番号がついてない上に、大勢いる店員の責任分担が明確になっていないからこういうことになるのでしょう。 ケチはつきましたが、この店のカオソーイは 最高♪♪♪♪ でした!! 仕上げにココナツミルクを使っているところがポイントのようですが、辛さとコクのある甘さの絶妙のハーモニーは思わず「おかわりっ!!」と声が出てしまいます!! カオソーイを求めて長い旅を続けてきましたが、ようやく終着駅についた気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タイを食べる!] カテゴリの最新記事
|
|