カテゴリ:泣いても笑っても国際結婚!
「チェンマイ婚礼ドキュメント」の2回目です。更新は遅いですが、のんびり紹介してまいりたいと思います。
婚礼を翌朝にひかえているというのに、主役の2人は「カオソーイ」を食い歩いたり、池のほとりで「川エビの踊り食い」を賞味したりと、至ってお気楽に過ごしています。こんなことでホントに明日婚礼を行うつもりがあるんでしょうか!? 準備らしい準備といえば、市場に「お客様へのプレゼント」を買いに行ったぐらいでしょうか?市場の片隅にその種の品の専門店があって、食器、飾り物や、縁起物のようなものが50個ずつぐらいまとめ売りされています。200人分購入して1500バーツ(約5000円)ぐらいでした。それに予め手配してあった(義兄が用意してくれてた)2人の名前入りシールを貼り貼りすればOKです。 そうそう衣装は?ってことで「貸し衣装店」に連れて行かれました。出迎えたオカマの店員どもが「あらあ、素敵な新郎さんね~」てなカンジで賑々しく対応してくれて、アルバムを見せながら「これなんかお二人にぴったりよん♪」とお薦めを紹介してくれます。どーでもいーけど顔を近づけんなヲラ。どんな衣装となったかは次回掲載予定(たぶん)の写真で・・・ 日も暮れてようやくチェンマイ郊外にあるパートナーの実家に向かいます。婚礼は自分の「家」で行われます。今の日本ではなかなか見られないでしょうね。準備から運営まで全て「手作り」の素朴な婚礼です。家中に張り巡らす幕や庭先に設置する机、椅子などは、隣のお寺が貸してくれるそうで、きちんと洗って返しさえすれば500バーツ(約1700円)ほど寄進しとけばいいんだそうです。実家に着くと親戚連中や地元の友人たちが集まっていて、わいわい騒ぎながら飾り付けをしています。 隣のお寺の境内ではテントが張られていて、近所のオバチャンたちが集まって明日に招待客にふるまう料理の下ごしらえをしています。もちろんみなさんボランティア参加です。2人で「ごくろうさま」を言いに行くと、みな歓声とともに満面の笑みで迎えてくれました。こんな変わり者の外国人を家族のように受け入れてくれて、田舎の人情が身に沁みて思わず涙がちょちょぎれそうになります。 親戚連中は庭先で勝手に酒盛りを始めていますが、どうせこの連中は朝まで飲むつもりでしょうから、つきあっているとキリがありません。明日も早いからそろそろホテルに帰ります(というのは大ウソで実はミスコンの水着審査を見に行きたかっただけ)、って言うと、んじゃあ寝る前にみなで「コームローイ」を飛ばして祝おうじゃないか、ということになりました。ローイクラトーンや大晦日にタイの夜空に飛んでいる「火の玉」の正体はコレですね。 みなで協力しあって「コームローイ」を6個ほど夜空に飛ばして大騒ぎです。観光客のごとく傍観者然とこれら一部始終を眺めていたのですが、よく考えてみれば、これってワタシ(とパートナー)のこと祝ってるんだよね!? ここに来る前は文句たらたらだったけど、みなさんの暖かい人情に接して「ああ来てよかったなあ」と実感しながらホテルに戻ります。翌日はいよいよ婚礼。早朝5時に起きろってか!? (つづく) タイランドハイパーブログランクに1票♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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