カテゴリ:泣いても笑っても国際結婚!
「チェンマイ婚礼ドキュメント」3回目はいよいよ婚礼当日です。
タイ北部の婚礼は午前中早い時間に行われます。その前に新郎新婦は準備を整えないといけないので、早朝5時には起き出して、前日に予約したオカマの貸し衣装店に出かけます。新婦の着付け、髪結いや化粧に約2時間。その間わたしはソファーで爆睡・・・といきたいところですが、オカマどものおしゃべりがピーヒャラピーヒャラうるさいこと! どうでもいいですが、新婦の着替え中にオカマはなんの断りもなくズカズカと更衣室に入って行きましたが、わたしの着替えの際には外から「ちゃんと着れましたあ?」と控えめに呼ばわる程度で、決して中には入ってきません。オカマってそういうマインドなのか? ともあれ新婦の準備が整いましたが、せっかくのロリ顔が化粧と髪型のせいで「黒柳徹子」になってしまい、正直げんなりです。本人もかなり不満そうですが、時間がないのでこれで行くしかありません。 チェンマイ中心部にある貸し衣装店から郊外の実家までは義兄に借りているボロ車で向かいます。運転手は誰にも頼んでいないので、婚礼装備の整った新郎新婦が自ら運転席・助手席に座ることになります。すれ違う対向車はみなギョッとしていたようでした。 ちなみにこういう格好になってます・・・。 そんなこんなで婚礼会場であるパートナーの「実家」に到着しましたが、まだ準備が残っています。その中でも大事なことは、用意してきた「結納金」をディスプレイすることです。 タイでは「結納金」は婚礼の際に招待客に見えるようにディスプレイするようです。しかも札びらを剥き出しで飾り付けるので、いくらぐらいの結納金なのか招待客にもわかります。これで新郎側の権勢なり意気込みを示すってわけですね。 結納金の「相場」は諸説あって結構悩みました。10万バーツ(約34万円)といわれたり、外国人なのだから15万バーツ(約51万円)は出さないと恥ずかしいという声もありました。 そんな中で最も希望的な事実として、知人でやはりタイ人女性と結婚された日本人がいるのですが、その方は「婚礼の間だけ10万バーツ飾っておいて、終了後に全額返してもらった」というステキな実例があったのです。 パートナーの実家からは「別にいくらでも構わない」という嬉しい申し出があった(一応実家にはビンボなダメ日本人ということにしてある・・・って、そのまんまやんけ!!)のですが、結論として 「5万バーツ(約17万円)ディスプレイして、1万バーツ(約3万4千円) だけ実家で収めてもらって、残りは返してもらう」 ということでパートナーが決めちゃいました。こんなんでいいのだろーか?と少し不安にはなりましたが、かと言ってこれ以上出すってのも厳しいものがあるので、予想よりかなり低い額に落ち着いてひと安心(苦笑)。 さて、準備も整っていよいよ婚礼本番。一族の長老である祖父の到着を待ちます。 (つづく) タイランドハイパーブログランクに1票♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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