カテゴリ:泣いても笑っても国際結婚!
「チェンマイ婚礼ドキュメント」4回目はいよいよ婚礼本番です。
婚礼会場の準備が整い、婚礼を取り仕切る一族の長老(パートナーの父方の祖父)が到着してようやく婚礼の開始です。メイン会場にはどうやら親族だけが着席できるようで、ご近所や友人の方々は屋外に設営された食事スペースで待っているようです。 本来であれば、婚礼の前に新郎が屋外から新婦の家に入ってくるというプロセスがあり、そこでひとびとに行く手を阻まれて、新郎が大声を出して新婦を呼んだり、金品をひとびとに渡して初めて入場を許されるという儀式があるそうです。本で見て秘かに楽しみにしていたのですが、外国人のTuiには無理だろうという判断で免除になったとか・・・。 ちっ、おもろいことして笑かしてやろうと思ったのに・・・。 いきなりタイ北部ならではの儀式っていうか、新郎新婦の頭にそれぞれ「木綿の糸」で作られた輪がかけられ、二人の頭はその糸で連結されてしまいました。写真の通りですが、一見信仰宗教の儀式っぽくも見えてしまいます。 そのあと、親族がひとりひとり新郎新婦の席にやってきて、ご祝儀の封筒を渡してくれます。その際に親族の方はお祝いの言葉をかけながら新郎新婦それぞれの左腕に「木綿の糸」を巻きつけてくれるのです。 お祝いの言葉は、お金がガンガン儲かりますようにとか、ビジネスが大成功しますようにとか、幸運がありますようにといった功利的な言葉がほとんどですが、親族全ての方がひとりひとり心をこめて暖かく声をかけてくださるので、それだけでなんだか幸せな気分になってしまいます。最後にはご出席の親族全員分の糸が巻かれていますから、すごい厚みになってしまいました。 涙もろい日本人であればここでホロリとくるところでしょうが、隣の「黒柳徹子」は飄々としながら親族に冗談を飛ばして高笑いしています。 あんたなあ、もちっとムード出しなさいよ。 親族による糸巻き大会が終った後は、長老(祖父)による演説と読経のお時間です。ここがだらだら長くて、黒柳徹子が「はなし長い」「うるさい」などと日本語でブーたれ始めます。ガマンして黙って聞いてなさいって!この場で日本語わかるのはわたしとパートナーだけなので、秘密の会話には便利です。 退屈な時間がようやく終ったあとは、みなさんご期待の「寝室の儀式」であります。 ってところで、続きは次回!! (つづく) タイランドハイパーブログランクに1票♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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