カテゴリ:で、日本はどうよ?
只今、タイの家族を日本に招聘できるように引越し画策中です。
引越しのたびにモメるのが「敷金の精算」。 最初から結論言うのもナンですが、全額取り返したる!と意気込んで不動産屋と対決しても、ほとんどメリットはありません。裁判にもちこみゃ勝てるだけの材料は揃うのですが、そこまでやる余力はないし・・・。敵もどーせ泣き寝入りするとわかってテキトーにあしらってるんでしょう。腹立ちます。 で、今回は不動産屋と戦う時間も気力もないので、スンナリ言い値で退去することになると思います。ハイ。 折角なので、かなり以前のハナシですが、延々1ケ月間ほど戦ったときの戦果を紹介。 わたしの要求1「敷金から清掃や備品交換をしたとのことだが随分高額だ。確認したいから明細を出してくれ。」 不動産屋回答1「出せない。業界の慣例。」 わたしの要求2「業界の慣例なんて知ったこっちゃない。わたしはお宅らの業界の人間ではないから一般常識として明細を要求する。」 そうして渋々明細が出てくる。 わたしの要求3「蛍光灯交換になぜ5000円もかかっているのか?それ以外の費用も法外なものばかり。それぞれ領収書を出せ。」 不動産屋回答3「そんなもの出したことない。」 わたしの要求4「敷金というわたしが預けた資金を使っているのだから、基本的にはわたしのお金だ。どう使われたか知る権利がある。御社には報告する義務がある。」 不動産屋回答4「業界の慣例だ。そこまで報告した前例はない。」 わたしの要求5「わたしは業界の人間ではないから、そんなの(以下省略)」 不動産屋回答5「手数料が含まれているのだから実費より高いのは当然だ。」 わたしの要求6「手数料?いろんな諸経費とは別に高額な手数料を独立した項目として請求しているではないか?手数料の二重取りだ。こちらの手数料は削除してくれ。」 不動産屋回答6「これは事務手数料だから別モノだ。」 わたしの要求7「理解できない。どう違うのかわかるように説明してくれ。」 不動産屋回答7「こういう風に請求するのが業界の常識。」 わたしの要求8「何度も言うようにわたしは業界人ではなく一般人だ。業界人向け精算書はいらないから一般人向け精算書を出し直してくれ。」 一連の会話のように書きましたが、ここまで来るのに担当を何度も替えられて、そのたびに同じようなやり取りを繰り返し、嫌~な思いを約1ケ月ほど繰り返してようやく「一般人向け精算書」まで辿り着いたわけです。 でも戦果は元々の精算額から1万円かそこらしか違わず、泣きそうになりました。 わたしは一貫して理不尽な要求や感情的な態度はとっていませんが、相手は最初から「クレーマ」みたいな扱いで接してきます。こんな常識も知らんのか?という言い方をしてきます。相手も怪しい業者でなく、テレビでコマーシャルしてる有名な会社ですよ。(わたしは基本的に実名公表主義ですが、どの会社か忘れた・・・) それに比べて、不動産屋が渋々出した明細書の不明朗ぶりは驚きを超えて呆れるばかりでした。敵が繰り返すのは「常識」「慣例」「当たり前」ばかり。こちらがマトモな論理で話しているのに、全然答えになってないことしか返ってこない。実にイライラします。こんなん裁判に持ち込めばこちらの勝利は動かないでしょう。 ま、思い出したので敷金についての「思い出」を綴ってみました。 繰り返しますが、今回は余程法外な請求が来ない限りは戦いません。そんな体力ない。 みなさんももし暇があれば、引越しの機会にバトルしてみることをお勧めします。勉強になりますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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