カテゴリ:泣いても笑っても国際結婚!
今回はじめての長期出国となるうちのパートナーさん。東京暮らしを開始してそろそろ2ケ月を経過しようとしています。
多くのタイ人は、短期間の来日であっても数日たたないうちにタイ料理が食べたいと騒ぎ出すものですが、うちのパートナーさんはもともと日本食が大好きで、バンコクでは高嶺の花だった日本食材が近所のスーパーでいつでも安く買えるので逆に大喜び。一度こちらが気をつかってタイ料理店に連れて行くと「高い」だの「これだったらうちで作った方がおいしい」だのブーブー文句を言います。「タイ料理店は2品ぐらいにしといて、後で寿司屋に行こう」と・・・。う~ん、親日派の鑑ですな。 まあそんなこと言いながらも、ときにはタイ料理が恋しくなることもあるようで、ある日、「ゲーンキャオワーン」をメインとするタイ料理を作るからスーパーに買出しに行こうと提案されます。グリーンカレーペーストはタイから持ちこんだようなので、あとは日本で入手できる材料次第ですね。 バスで行ける範囲内で最も品揃えが豊富そうな「イトーヨーカドー」に出掛けますが、残念ながらほとんどのタイ料理固有の材料は手に入らず、あるものも非常に割高なので、パートナーさん、ヒスを起して「れーぞーこにあるもので作る!」と鶏肉やらだけ買って買い物はおしまい。 さて、どうするものかと調理の様子を恐る恐る覗いてみると、以下のような代替食材で調理しています・・・ ■丸ナス -> 「普通のナス」 ■マナーオ(ライム) -> 「レモン」 ■ホーラパー -> 「バジル(イタリア料理向け)」 ■ブリッキヌー -> 「鷹の爪」 ■ココナッツミルク -> 「牛乳」 ■野菜はれーぞーこにある「ありあわせ」 うーん、なにやら無理があるセレクションも含まれてる気が・・・ 「どうだ?おいしくできそうか?味見したか?」 「マイペンラ~イ!おとーさんやさしーから何でも食べる!」 冗談じゃないよ、ペンライだよ、頼むから味見してくれ。 そんなささやかな願いも空しく、一見マトモに見える料理がテーブルに並びます。「やさしーおとーさん」は腹をくくって食うしかありません。 予想通りタイ料理からかけ離れたシロモノにはなっていましたが、先入観を捨てて賞味すると、なんというか「新しいテイストのイタリア料理」っていうのだろうか?まずまずイケるものに仕上がっていたのには驚きでした。 「うんうん!なかなかおいしいね!」 と褒めると、パートナーさんは「まずいっ!」と憮然としています。 というわけで、新感覚の無国籍料理として一世を風靡する可能性もなきにしもあらずであった「謎のタイ料理」は永久にお蔵入りとなりました。 数日すると、チェンマイの実家から「タイ食材の詰め合わせ」が送られて来ました。 さらに、怪しげなベランダ農園も開始されました。何を栽培しているのか問い詰めてみると(タイホされる可能性のあるものだと困るので・・・) 「パクチー」 だそうです。数日で早速芽が出て、パートナーさん大喜び。 すごい偶然というか、楽天仲間の数人の方々もベランダ農園を最近はじめられたようですね。みなさんからの情報も楽しみです。 ~おまけ~ ぱおちゃん通信 10ケ月になりました。自力で立てるようになりました。人生最初の「一歩」はまだです。 自分に拍手 タイブログランキングに1票! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[泣いても笑っても国際結婚!] カテゴリの最新記事
|
|