カテゴリ:で、日本はどうよ?
なんかの記事で、今年のサラリーマンの夏季休暇「平均8.2日」と書いてありました。
どこの国の話? 典型的ワーキングプアのTui☆さんはせっかく夏季休暇を「1日」とれたと思ったら、一本の携帯コールで休暇が一瞬にして「在宅勤務」に化けてしまい、帰省できたのは結局「土日」だけ。 こういうときほど「携帯電話」と「Eメール」が「世の中で最も要らないと思うものベスト2」と再認識することはありません。昔は退社したらこっちのモンで誰からも追われずに平和そのものでした。金曜の午後に外出が入ると身悶えして喜んだものです。ですが、今は深夜、土日から休暇中まで、いつも携帯コールに身構えていなくてはなりません。 まあ、土日を目一杯家族サービスに使えただけ普段よりマシなワケなので感謝せねば・・・。世の中には全然休めない方も大勢いますからね。 とはいえ、そういう日本のワーキングプアの実状など理解の外のわがタイ人パートナーさんとベビーのぱおちゃんは、楽しみにしていた夏季休暇が慌しい帰省だけで終わってしまって恨み言たらたら・・・暴動寸前でありました。 んなわけで、9月になってしまいましたが、どうにか仕事の都合をつけて「1日」だけ休みを頂いて3連休とし、家族サービスとして「箱根」に湯治に出掛けることにしました。もう来日して半年近くになる母子ですが、ちゃんとした「行楽」に連れて行くのは初めてです。 申し訳ないっ! と思っていたら、仕事が休みまでにケリがつかず、土曜日は仕事・・・。 結局「土日」が「日月」に変わっただけやん・・・(泣) そんなワケで出掛けた「1泊2日箱根ツアー」。 泊りがけで箱根に行くなんて何十年振りだろう・・・? 箱根の貧乏旅行記を書いてもみなさんにはつまらんだろうから、今回はちょっとした旅の「ワザ」をご紹介しましょう。 東京から箱根へのアクセス方法はいろいろありますが、今回大成功だったのが、 「東海道線各駅停車グリーン車」の旅。 これはイケます。お薦めです。 なお、産まれてこのかた自宅に自家用車があったことが一度すらないビンボTui☆さんには、クルマでの旅は月旅行と同じくらいのイメージなので、その種のコメントは堅くお断りします(涙)。 小田急ロマンスカーや新幹線、踊り子号を利用するより割安。普通運賃に千円でお釣りが来るグリーン券を買えばいいだけ。(ウチの場合ね) 金額以外にもメリットがいっぱいです。 ■予約が要らない。 グリーン券は列車指定も座席指定もないから、間にあう間にあわないとか心配することなく、来た列車に乗るだけ。 昨日の帰路も小田原駅に着いてからお土産買いたいとかウダウダはじまったんですが、ま、気が済むまでゆっくり選びなさいってカンジで余裕でした。 ■夢の「貸切列車」! とにかく空いてました。行き帰りとも、乗った車両の乗客はわが家だけ。 一度はやってみたかった「貸切列車」が2度も実現しました。 席を回転させて4席のボックスシートにして、ぱおちゃんはご覧の通りのびのびと寝そべって暴れてました。 ギャーギャー泣き喚こうと、あちこち走り回ろうと、誰にも気兼ねすることありません。 新幹線、踊り子号、小田急ロマンスカーではまず有り得ない贅沢です。運が悪ければベビーカーの置き場所もないほどでしょう? ときどき乗務員のレディ(きれいなおねいさん)が回ってくるのですが、彼女も客がいなくてヒマらしくて、通るたびにぱおちゃんに構ってくれて大助かりでした。降りる前にはわざわざ見送りに出て来てくれて、「今日は癒されました~♪ありがとうございました!」とお礼まで言ってくれました。 いえいえ、お礼を言うのはこちらの方で・・・。でへへっ。 ただし、通勤の時間帯(と方向)に重なるとグリーン車も満席になるほど混雑するらしいので、トライされる方はそこを避けてくださいね。 ■のんびり旅情を楽しめる 各駅停車にはそれなりのよさがあります。のんびり車窓の風景を満喫して、停車駅の風情を楽しむのもまた格別です。特急でスピーディに目的地に着くのもいいですが、移動をのんびり楽しむのも旅の醍醐味ですよね。 みなさんも一度試されてみてはいかが? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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