カテゴリ:で、日本はどうよ?
本ブログの運営ポリシー上、吠えたいことがあってもなかなか吠えられなくてイラつく今日この頃。
そんなときに絶好の本を見つけました。 平成経済20年史/紺谷典子著 幻冬舎新書 わたしは学がないこともあって、経済は小難しくてさっぱり理解できないクチなのですが、この本はなかなか素敵であります。「平易」という意味でなく、わたしがずっと知りたいと思っていた視点から平成経済の変遷を論じてくれているのです。 いかに政治・官僚・金融・メディアと外圧が日本経済を貶めてきたか、ひいては長年培ってきた日本の競争力を短期間のうちに喪失させてきたかが、この一冊で大体わかります。 もちろん著者の知識や洞察力には遥かに及ぶべくもありませんが、なにかわたしが普段からギモンに思ってたことや言いたかったことの多くを、この本がズバズバ代弁してくれてるのdeath!! あらかじめ断っておきますが、この本の論調は随所に著者の主観というか「思い」が相当に入っていて、世にいう「トンデモ本」の書き口を彷彿とさせる部分もあります。 それはそれでいいと思います。おおいに内容を疑いましょう。 そんな主観の入った本は読むべきでないと言う方もいらっしゃるかも知れませんが、本から得た情報をどう吸収するかは自分のアタマで考えて消化すればいいだけのハナシですよね!? テレビでカリスマのように振舞う「司会者」に芸能人の「有識者」が追従する偏向情報番組の中で、総理大臣は無責任で漢字が読めなくてダメだ、さあ選挙だ!選挙だ!と言い続けるメディアのキャンペーンばかりでなく、たまにはカネを払って逆のバイアスのかかった情報にも接してみるのも悪くないことだと思うよ。 日本はかつては世界が恐れるほど強く、世界が羨むほど結束していたのです。 ここ数日のオバマ報道を見て、日本はほんとダメな国だよね!アメリカはさすが違うよね!と、少しでも思いかけてる方・・・この本の最初の章だけでもいいから読んでみてCHO!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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