ことこと＠チェンマイ！ タイ移住ドキュメント＆北タイ通信♪

マーク・トウェインの名言で「禁煙なんて簡単だ。私は何百回も禁煙している」というのがありますが、Tui☆さん語録では「ダイエットなんて簡単や。ワシなんか３ケ月に一度はダイエットしてるがな」となります。

なんといってもダイエットの醍醐味は、例えば３キロ減量に成功したらスーパーの精肉売場に行って「３キロ分のお肉」を並べて鑑賞してみることです。壮観でっせ～。自分が成し遂げた偉業に感動する至福の瞬間です。

その後リバウンドで４キロ太ったあと、やはりスーパーに行って「４キロ分のお肉」を並べることは言うまでもありません。よっしゃ任しとけ！またダイエットしたるで！という雄々しい闘志に燃える自分自身にまた惚れぼれする瞬間であります。


前置きが長くなりましたが、今回お薦めする本は「ダイエット本」ではありません。いわゆる「食の安全」についての警鐘本なのですが、この本の推奨する食生活を実践してみた結果、ほとんど苦もなく「１ケ月で４キロの減量」に成功しました！


さあ、今日の仕事帰りにサミットに寄って、お肉だ！お肉だ！




「美味しい食事の罠」幕内秀夫著（宝島社新書）


ダイエットはともかくとして、コレ、特に育ち盛りのお子さんがいらっしゃる方にはゼヒ読んでおいてほしいっす。内容はリンク先の楽天ブックスサイトに記載の【目次】を読むだけで大体わかるかと思いますが、現代人が好む「砂糖」と「油脂」にまみれた食生活が、われわれの健康だけでなく生命まで脅かしているという恐ろしいことが書かれてます。

食の安全というと、やれ「無農薬」だ「オーガニック」だとやかましいですが、この本では「そんな高いモン庶民には高嶺の花やんけ！格差社会の縮図じゃ！」という独創的な主張がなされており、その時点で既にビンボTui☆さんの心の琴線にビンビン響きまくりです。

かの人気コミック「美味しんぼ」でも本物の食材でなければ意味がないと、夕食のおかずを買いに飛行機で北海道や九州に飛んだりとダイナミックですが、そんなことできる暇と金のある人間が日本に一体何人いるってんですか！？


解決策は実にカンタンかつ安上がりで、

「コメの飯を腹一杯食べなさい。朝食もパンをやめてご飯にしなさい」

だけ。おかずを何品以上とか難しいことは特にいらないそうです。

あとは、ジュースなど「砂糖入りの飲み物をなるべく避ける」こと。水、お茶を中心に、爽やか系がほしいときはレモン入り炭酸水を飲むようにしてます。

それだけ。

赤貧のぷーたろう時代に、２～３年ほどコメとタクアンと牛乳だけで生き延びてた経験を持つTui☆さんにとっては、こんな内容カンタン過ぎて申し訳ないぐらいっスわ。

だいぶ慣れてきたのか、最近は甘いジュース、トンカツ、ラーメンなど口にすると気持ち悪くなるほどです。ある種の中毒だったんでしょうね。今は特に口にしたいとも思わなくなってるので、リバウンドの心配もないと思います。


本の中で辛辣なこと書いてありますが、バナナだ納豆だサプリだと「テレビのみのもんたに命を預けている」みなさん、騙されたと思ってこの本を覗いてみて、自分の食生活を見直した方がいいかも知れんよ～！