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貧乏ロッカーのわたしがこんなん買ってしまった。
「111 Years of Deutsche Grammophon」 クラシックの名門レーベル「ドイツ・グラモフォン」の創立111周年を記念して、名盤を選りすぐったボックスセットとのことで、ナント「55枚組」である。既発売の第2弾セットと合わせて「111枚」となる趣向のようである。 普段ヘヴィメタルなんてゴミみたいな騒音聴いてる低脳野郎が何がクラシックやねん?と嘲笑されている方も多いでしょうが、お馬鹿にしちゃあいけない!! クラシックは何はともあれ「価格が安い」んです。権利問題の怪しそうなバッタもんでなく堂々たるレーベルの廉価版が千円ぐらいでフツーに売られている。 このボックスセットにいたってはナント 「¥ 9,621」 ですぜ!!(ネット購入価格。限定らしく楽天ではもう扱ってない) 55枚組だから1枚あたりえーと・・・えーと・・・・・アホやから計算でけへん!!! とにかく安いのである。 クラシックの話題をすると必ず「わたしには難しくてわかりませーん」と言う方が出てきますが、まったくその通り!わからないものは聴かなくてよろしい。 わたしもクラシックコンサートの演目では定番の「ブルックナー」だの「マーラー」だのは理解できないので、全く聴きません。 聴くのは専ら「バッハ」とか「モーツァルト」とかの古めのものばかりです。 なんとこのボックスセットのうれしいところは、わたしの好みのゾーンを集中的に集めてくれてて、もうラインナップを見た瞬間に「即買い」でした。 前から欲しかった「J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調」や「モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り」などはそれぞれ2枚組で高価(廉価盤では発売されてない)なので手が出なかったのが入ってて、この2点だけでも価格の「モト」は既にとっています。 このほか「のだめ」の吹き替えをしたことでも有名になった「ラン・ラン」のチャイコフスキーに、古いところでは「フルトヴェングラー」の録音状態がよいことで有名な盤や、「ホロヴィッツ」の晩年のライブなど贅沢すぎるラインナップで、ほんとに「¥ 9,621」ですか?あとで「¥ 96,210」の間違いでしたなんて請求しないでね!というほどの内容。 ただ、いただけないのがボックスの意匠で、それでなくてもどーしよーもねー陳腐なデザインやなーとしか言い様がないのに、気づいてみたらコレって完全にアレのパクリやん!! 「ビートルズ」の解散後かなり経ってからの企画盤でしたよね。 グラモフォンは最近「スティング」のアルバムを発売したりとワケわからんことしてますが、若いリスナーを獲得できてない焦りからか迷走しているようにしか見えません。 もちろん芸術には新しい風を送り込むのは不可欠ではありますが、だからといって流行に媚びていいというものでもありません。 グラモフォンには猛省を促したいですね。 大体クラシックって、テレビの「N響アワー」とか見てても去勢したガッコのセンセみたいなのしかゲストに出てなくて、制作者や関係者の「やる気」がまるで感じられない。別にジャニタレを司会にしろと言ってるわけでなく、例えばロックンローラーにもクラシックに造詣の深い者はいくらでもいる。アホの日本代表のようなわたしだってちゃんとスピリットの籠もったコメントだってできるさ。・・・でもさすがに譜面よめねーのはダメか??(汗) ・・・まあいい。 しばらくはCD屋通いも中断して、この55枚のお宝にじっくりと取り組むことにしよう♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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