カテゴリ:よもやま
今回の引越しでかなりの量の荷物を処分しました。基本的にワタシはモノ持ちがいい方なのですが、バンコクに移住するとき、さらに撤退して帰国するときなどに、相当量の持ち物を整理したもので、昔から持っているものってほとんど残ってません。
古写真なども実家に置いたままでしたが、今や実家の環境も相当変っているので、恐らく残っていないかと・・・。したがってワタシが保有している写真はデジカメが登場してデータとしてストレージされているもの残ってないので、20歳台以前のワタシの写真って昔の免許証とかパスポートの顔写真ぐらいしか現存してないのですよ。 そんな状態ですが、奇跡的というか、ワタシがガキの頃からずっと使い続けているものがひとつだけ残っていました。 名曲「大きな古時計」で唄われているような風情のあるものではありませんが、ワタシが中学に上がる頃に購入した「アラーム・クロック」です。 上京やその後の度重なる引越しを経ても、この時計の使用を休止した覚えがありません。したがって、ざっと35~36年ぐらい動き続けてるってことですね。 当時でも既にデジタル式や電子音アラームは珍しいってほどのものではありませんでしたが、無機質なLED表示でなく、数字パネルが1分毎にパタパタとめくられるカンジがお気に入りでした。駅や空港の表示パネルと同じようなヤツね。 アラームは、指定している時刻になったら一瞬わずかな機械音がして、それから一拍程度置いておもむろにピ・ピ・ピ・ピと鳴り始めます。学生時代のワタシは異常に寝起きがよく、最初の機械音の時点でバッと飛び起き、電子音が鳴り始める前にアラームを止めてしまうのが特技でした。泊まりに来た友人など「おまえはゴルゴ13か!?」と驚いていたものです。 モノは結構よくて、今でも時計合わせは年一回やれば十分。 特に意識して残していたワケではないのですが、今回の引越し作業で早めにこの時計を箱詰めしてしまったところ、オリちゃん(6歳)が「時間がわかんない~」と騒ぎだしました。 時計なんぞほかに日時曜日や気温・湿度まで表示される高機能なのが置いてあるのに、ワタシだけでなく家族みんなも、時刻を見るときはこの時計を頼ってたってことですね~。 なんだかんだで厳しい変化の中をしぶとく生き残ってきた「赤い古時計」です。もしかしたら何かご利益があるかも~?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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