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運転免許証更新に行ってきました。
ワタシはクルマを運転しませんが免許は持ってます。IDカード代わりには丁度よいので5年ごとに必ず更新してますが、以前忘れてしまって失効しちまったことがあります(笑)。 しかし今回はタイ移住の直前に更新のタイミングが来てよかったよかった。海外滞在中に更新時期が来ちまったら、ワタシの場合まちがいなく忘れちまうね・・・。 ちなみにワタシはペーパードライバーなので優良運転者で『ゴールド免許』です。なんかロジックとしておかしい気がしますが、運転しなきゃ違反のしようがないので・・・ 運転免許更新を取り仕切っているのは『交通安全協会』なる組織ですね。平たく言うと警察OBの『天下り法人』ってやつですかね。 こやつらが年間一千五百万人以上のひとが更新する『免許更新利権』を握ってるワケですから、少なく見積もっても『500億円以上』の収入があるワケっすわ。 更新時講習のたびに配られる『テキスト』は恐らく日本史上最高のベストセラーでしょう。内容は何十年も前からほぼ同じものをわざわざ自治体ごとに別モンを毎年制作して全員に押し売りしてんですから、こんなボロい商売おまへんな~。 右の冊子は全国共通ですが、左のやつは『東京都仕様』です。つまり自治体ごとに巨額の制作費利権が動いてるワケですな・・・。ま、いーけど。よくないか。 さて本題ですが、ワタシはタイ移住に当たって『国外転出』する予定です。そうすると日本の住民登録はなくなり、住民票もない状態になります。 で、運転免許証に記載の住所はどないすりゃええの?? 「餅は餅屋」ってことで、本日免許更新の窓口で聞いてみました。 で、受付に立ってたじーちゃん。 「は?国外・・・?お引越し・・・?えー・・・えー・・・・」 当惑して目が泳ぎまくってます。質問の意味すら伝わっとらんワイ!! こいつも甘い汁だけ吸ってラクな仕事で高給もらっとる警察OBなんやろな。 こんだけノータリンだと腹も立たんわ!!(怒) たまりかねて脇に居たおねーちゃんが助っ人に入ってきました。 ねーちゃんによると、 ■日本にいる親族や会社なりに頼んで『代理人』になってもらうこと。 ■『代理人』の住民票を持って、そこの管轄の免許更新窓口にて住所変更の届出をすること。 ■『代理人』が代理で住所変更申請できるかは管轄によって違うので、そこで確認すること。 ■遠方とかだと大変とは思うが必ずやりなさい。 ワタシの場合、代理人に頼める親族は遠方なので、ワタシ本人が直接赴いて住所変更申請するのは費用的にも時間的にも非常に厳しい・・・ うーん、困った。 で、帰宅して自分で方法を調べてみたら、今日免許更新窓口での説明は 『真っ赤なウソ』 でありました。 正解は、 ■運転免許証の住所と住民票の住所は『無関係』!住民票があろうとなかろうと関係ない。 ■次回更新時は、実際の住所地がどこにあろうと『運転免許証記載の住所の管轄』でやればよい。 ■そこに行けなくても、帰国時の一時滞在先の誰か(世帯主なら誰でもいいらしい)に『一時帰国証明書』を書いてもらえばどこででも更新できる。 というもの。平たく言うと 『住所記載変更なんてやらんでも免許証は有効』 『放っておいても更新時はテキトーにどーにでもなる』 ということですね。 まあ個人的にはタイ移住に当たっての心配ごとがひとつ解決して安心しましたが、いやー運転免許証の住所記載なんて実はいい加減なもんなんですね~。 金融機関やらいろんな手続きで住所を証明する書類として『免許証のコピー』を求められますが、こんな仕組みのものなら証明書類として信頼性に欠けるように思いますが・・・。ま、いーけど。よくないか。 今日は運転免許証の仕組みが少しわかったのと、交通安全協会職員のノータリン具合がよーくわかって、勉強になった一日でありましたー にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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