カテゴリ:大物に育て!ハーフっ子
うちはここ数年、家族の誰かが救急車で運ばれたり、入院するという事案が年一回は発生してます。
今年は後半にさしかかったので大丈夫かな?と思ってたら・・・ 我が家のハーフっこ「オリちゃん」(7歳)が昨日朝、お腹が痛いといって熱もあるようです。 念のため、学校を休んで病院で診てもらうことに・・・ 午後になってヨメっこ「ジェーンさん」から電話で「何かわからないけど、お腹に大きいものがあるから切ることになった」とのこと。 ちょっと待て待て!何だかわからないのに切るだの手術だのヨシなさいよ!と制しておいて、慌ててワタシも愛機「ギンナリー号」をぶっ飛ばして病院に駆けつけることに・・・。 ワタシが不安に思ったのも、例のタクシンの人気取り政策の目玉である「30バーツ医療」で、地方の医療がかなり荒廃していると聞いていたからです。 患者数の激増で公立病院が多忙になり、時間のかかる治療を拒否されたり、医師が私立病院に流出したりで質がかなり落ちているという評判でした。 実際にオリちゃんが今の病院に辿り着くまでに「3ケ所」の病院をたらい回しにされたようで、ワタシが着いてからも親族やらから「○○病院には行ってないな?あそこは絶対ダメだぞ!」みたいな電話がかかってきます。 どうやら今の病院は安心できると定評のところらしい。 で、オリちゃんは「虫垂炎」でした。(タイ語、覚えておこう・・・汗) 小児は進行が早いとのことで、即日手術を行ないました。 事前に「40分で済むよ」と医師が言ってたのに実際は2時間半も手術室の外で待たされ(怒)、無駄に不安になりましたが、何の問題もなく終わったようです。 オリちゃんは全然泣いたり嫌がったりせずに淡々と治療を受けていて、医師やスタッフのひとたちも感嘆してました。 術後の経過も順調のようで、やれやれってところです。 落ち着いたところで、タイの病院事情を眺めていると、大変おもしろいです。 「入院食」ですが、昨夕は手術直前だから食事は摂れるワケないのに、普通に病室に配られてきました。 しかもコドモがこんなん食べられるワケないやろ!という激辛料理・・・。これ、オトナでも病気のヒトには刺激が強すぎるんではないの?? 今朝も、医師が「食事は今日のお昼からですね」と言っているのに、朝食は普通にオトナ分量のカオトムが配られてきました。 日本だと(タイでもしっかりした病院は同じでしょう)、患者さんの症状や状況に応じて個別にオーダーされるのが当たり前ですが、ちょっとした驚きですね。 いちいち管理してられんから、食べる食べないとかは患者側で考えろや、個別に何かあるなら勝手に手配せいや、ということなんでしょうかね? おもしろがってる場合ではないですが、興味深い事実でした。 ☆★☆★☆ 追 記 ☆★☆★☆ 上記「入院食」の疑問ですが、昼食時にスタッフに確認したところ、「付き添い家族の食事」とのことでした。 日本でもタイでも入院のときに付き添い用の食事が病院で用意してくれるケースを経験したことがなかったのでそういう想定がありませんでしたが、勉強になりましたね。 当然ながら「タダ」ではないでしょうから、必ずしもよいサービスとは思いませんが、出てくるものは大変美味!本日のガパオライスは、ここ数年食べた中では最高クラスにおいしかったです。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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