ことこと＠チェンマイ！ タイ移住ドキュメント＆北タイ通信♪

ワタシがアジトで悪戯をしていないか、例によってヨメっこ「ジェーンさん」が抜き打ち査察に来たので、「接待」に近所のピン川沿いの食堂にお連れしました。

そこは40歳台ぐらいのおかみさんが独りで切り盛りしている小さな食堂ですが、いつもお客さんで大賑わいで気になっていたのでした。

そのときも、既に3グループのお客さんと、テイクアウトのお弁当の注文が結構入っているらしく、おかみさんはてんやわんやの大忙しのようでした。

こちらの注文をする隙もなさそうなので、ジェーンさんが「ちょっと見てくるわ」と奥をのぞきに向かいましたが、行ったっきりちっとも帰ってきません。

何をやっているのかと見に行ったら、ジェーンさんがお弁当の盛り付けとか調味料セット作り、食器洗いやらに参戦していて、何やらおかみさんと楽しそうに働いています。



呆れて「何やってるのかね？」と聞いたら、「あー、今お客さんいっぱいなんや！座って待っててやー！」と、既に店員のような口のききかたであります。（汗）

「この店知り合いだったっけ？」と聞いたら、「うんにゃ、初めてやけど」だそうです・・・。

ずっと待ちぼうけを食ってて不機嫌そうだったファラン（欧米人）にーちゃんも、ジェーンさんが「ゴメンなさいねーお水飲んで待っててやー♪」とサービスに行くと、途端になごやかな笑顔に変わりました。

そのうち、新しくやってきたお客さんの注文とりまで始めました。



「具は鶏か？豚か？シーフードもあるでよ」とか、「カイダーオはつけるか？大盛りにもできるで」とか、もう長年ここで店員をやってるかのような態度であります。

そんなことしてるうちに、こちとらはエライ待たされましたが（苦笑）、おかげで退屈はしませんでした。

さあ帰ろうかというときになっても、まだおかみさんは忙しそうでしたので、「お勘定ここに置いとくでー」と言って帰ろうとしたところ、奥でおかみさんは「マイアーオ！！（いらねーよっ）」と叫んでいます。



ワタシの故郷・京都なんか極端なところでは一見のお客さんには敷居も跨がせないってのに、チェンマイのこの「何でもアリ」さ加減はどうなんでしょう！！（驚）

ジェーンさんのおせっかいぶりも、さすがのチェンマイにおいてもかなり特殊な部類なのかも知れませんが・・・。

ジェーンさんは地元チェンマイにいるときは、日本やバンコクにいたときとは打って変わってバイタリティが炸裂し、どこに行ってもその場の空気を支配してしまうような「大物ぶり」を発揮します。

頼もしい限りですワ♪






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