カテゴリ:チェンマイの日常
今年は空前の「渇水」ということでどうなるかと思ってたソンクラーンの「水掛祭り」ですが、例年と何ら変わることなく行われました。
ちょっと様子を見に行くだけのつもりが、一旦ターペー通りに入ってしまうと歩くより遅いスピードの「大渋滞」で脱出は不可能。結局お堀通りを経て激戦地を抜けるまで1時間強かかってしまった。 しっかし凄いですな~。市内のあちこちが断水で困ってるってのに、激戦地の道路はところどころ豪雨のように冠水してますがな! ピックアップトラックの荷台にコドモと乗り込みますと、四方から凄い量の水を浴びせられます。あえて鉄砲など飛び道具を持たずに「丸腰」で参戦しましたが、その方が比較的被害は少ないと思います。 場所がらファラン(欧米人)が目立ちますが、こいつらは楽しむときは底抜けに明るく楽しみますね。中にはこいつ絶対なんかキメてるやろ!みたいな危険なオーラを発してるやつもいます。いやー、こういうお祭りのときもグダグダと御託並べてる日本人(誰や? あワタシか?)はたまには見習わないと…。 一方ウチでは、「渇水」という国難を鑑みて、 1)水掛はバケツ一杯分だけで終了 2)嫌がるひとにはゼッタイ水をかけない とコドモらと事前に約束した上で、あくまで「楽しく」水掛をしました。 2)の方は渇水とは関係ありませんが、コドモらは2つの約束をしっかり守れたんで、よい教育の機会になったと思います。 かと思えば、知人宅の集落ではな~んにも考えずに水を撒きまくった結果、2日目には生活用水が「枯渇」してしまって困窮してるそう。気の毒とは思いますがどう考えても同情の余地はなく、自業自得としか・・・。 しかし、そこまで「快楽」を優先する国民性には、底知れぬ恐ろしさを感じますね。 タイ人がもしサハラ砂漠で遭難したときにソンクラーンの日が来たら、水筒のなけなしの水を躊躇なく撒いてゲラゲラ笑いながら死んでいくんやろうね、きっと。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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