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秋月春風  ブログ版

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2006年03月04日
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 長男は、この春保育園を卒業する。
 月末に迫ったその日に向けて、気分はすっかり式典モード。
 朝な夕なに式歌を口ずさんだり、掛け合いの台詞を暗唱したり・・・と、毎日とても賑やかに一生懸命練習している。
 さて、うちの子の通っている保育園では、卒園証書を受け取った後で英語スピーチをする・・・といっても、年齢と居住地区の名称、家族構成と将来の夢・・・程度の簡単なものだし、英語にカタカナでルビの振られた原稿を見るに、どこまで本人達が理解してやっているかは至って謎だ。それでも、これまで見送ってきた卒園児達のスピーチするときの様子には、赤の他人の子にまでおもわず涙腺緩むことがあり、いよいよそれを我が子がやるのだな~と思うと、実に感慨深いものがある。
 

 しかし・・・・・・。


 先日、喉・鼻風邪治療の為に耳鼻科へと向かう車中、突然英語スピーチの暗唱を始めた長男の、その内容に私は目玉が飛び出しただけでは足らずに床に落ちて転がるくらい驚いた。将来の夢のくだりで、彼はなんとスピードスケーターになりたいと言ったのである!

 ちなみに、彼はスケートの経験など全く無し。
 リンクに行ったことすらない。

 一体全体どうしてそんなことになったのかと理由を尋ねたところ、つい先日まで開催されていたオリンピックの影響らしい。
「なんかさぁ、しゅーっしゅーってさぁ、楽しそうだったでしょ~? だから、僕もやりたいな~と思ってぇ」
 まぁ、それはいい。
 でも。
「本当はさぁ、先生がいいなぁって思ってたんだけどさぁ、僕、字を反対に書いちゃうから(長男は鏡字が酷い。書き順など、いったいどうしてそんな書き順を編み出したのかと驚くほどめちゃめちゃで、私によく注意される)無理でしょう?」
 長男の言葉に頭をくらくらさせながら、
「・・・まだ、これから小学校じゃない。頑張って、字をちゃんと覚えればいいじゃないの。一生懸命勉強すれば、先生になれると思うよ」
そう言ってみたが、
「えー、だって大変そうだし面倒くさいし~」
と、きたもんだ。これが齢六歳の子供の言うことなんだろうか・・・と、私はあきれ果てて声もでない。
 しかも。
「僕ねぇ、あの、トリプルアクセルっていうの、やってみたいんだよね~」

 ・・・・・・それ、フィギュアじゃん。
 
 なんとか気を取り直し、私は長男に言い聞かせた。
「別にスピードスケーターでもフィギュアスケーターでも、お母さんは君がなりたいというなら応援するよ。
 でもね。
 スケートって、とっても難しいんだよ?
 氷の上に、ほそーい刃の付いた靴で立つんだもん、最初はすぐにつるんて滑っちゃって、しゅーっしゅーってできるようになるまでは、沢山練習しなければならないよ?
 お母さんも二回挑戦してみたけど、とうとう滑れるようにはならなかったし・・・(事実である)」
 すると「えええーっ?!」と、みるみるうちに表情が変わる長男。
「じゃあ、僕、どうしよう~?」
 ・・・・・・もう、諦めるんかいな。
 既に他の夢を探し始めている様子の長男にため息を吐きつつ
「とりあえず、今度お父さんにスケート場に連れて行って貰えば?」
とは言ってみたが。


 なんというか・・・夢を持つのは結構だが、夢を叶えるには多少なりとも人間努力が必要なのだということを、この歳の子供に分かれというのは無理なのだろうか?
 長男は、何事もすぐ面倒だのどうせ出来ないだの言い出す。
 まだまだ始まったばかりの彼の人生、今からこれでは、この先の長ーい長ーい道のりを、どうやって歩んでいくのだろう・・・・・・?
 
 彼の将来に一抹どころではない不安を覚えた、早春の宵である。





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最終更新日  2006年03月04日 23時10分24秒
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