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秋月春風  ブログ版

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2006年03月26日
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 穏やかに晴れ上がった昨日土曜日の昼下がり、保育園で卒園式が行われた。
 園舎の二階の間仕切りを取り払って作られた広いスペースに、先生方手作りの飾り付けがなされ、正面には演台と飾り花。保護者と在園児代表の三学年が座って待つ中を卒園児入場のアナウンスが入り、BGMと共に歩んでくる子供達。ゆっくりと歩を進める子供達の中、長男の姿を探したが見つからず。 どうしたのだろうと・・・と、少々青くなるような思いをしながら、最後尾のクラスで一番大きな男の子が通り過ぎるのを見送る・・・・と。その後ろに、長男が!
 安堵したのも束の間・・・何やら歩き方が可笑しい。
 他の子達はゆっくりと大股気味で歩いているのに、我が子はちょこちよこ、カクカクと、まるでゼンマイ仕掛けのブリキ玩具のようである。
 
 何やっとンのじゃ、この晴れの日に・・・・・?!
 
 青色吐息で後ろ姿を見送る私と夫。
 緊張していたのだろうか?

 長男が座席前に立ったところで、一同礼。いよいよ卒園証書授与のはじまりである。
 卒園児は15名。近年では最も人数の少ないクラスだ。
 五十音順に名前を呼ばれ、証書と記念品・アルバムを受け取ると、演台の脇に立って英語スピーチ。
 名前と家族構成、住所と好きな食べ物、将来の夢をそれぞれ語る。
 どの子も皆、大きな声でしっかりと話す姿が、なんとも頼もしく微笑ましい。行事などで我が子と共に成長する姿を一緒に見守ってきた級友達の、成長ぶりが嬉しい。反面、今日を境に逢う機会がなくなると思われる子供達も居るのが、とても淋しい。
 長男の順番は丁度真ん中。際だって背の低い長男への授与は、渡す園長も受け手の長男も大変そうであったが、取りこぼすことなくしっかりと受け取った。そして、スピーチへ。
 はっきりと大きな声は、マイク無しで充分に会場に響き渡った。
 やはり将来の夢は「スピードスケーター」のままで、私と夫を苦笑させたけれど、同じく今冬のトリノ五輪の影響か、長男の前後にもフィギュアスケーターとかスキーヤーと語った子供が数人居た。
 親の職業と同じ夢を語った子供も幾人か居た。素敵なことだと思う。親としても嬉しいことだろう。

 来賓挨拶等滞りなく式は進み、園長の式辞では一人一人についての想い出が読み上げられた。
 長男については、今年度の運動会の組体操で、高さ2メートルはあろうかというタワーの天辺に立った時のことをお話くださり、「その勇気を思い出せば、この先どんなことがあっても乗り越えていける」と結んでくださった。本当に・・・これからの小学校生活、どんなこともくじけずに挑んで欲しいと思う・・・というか、そもそもが「挑む」ことを極力避けようとする性格なので、そこをまずどうにかせにゃあとは思うのだが。
 
 式歌の斉唱や、卒園を詠った詩吟が続き、「手縫いの雑巾」という恒例の卒業記念品の授受も行われ、やがて園児退場となった。
 今度は長男と、長男が隠れていた大きな男の子と隣合わせで歩いてくる。なんちゅーか・・・もの凄い身長差である。とても同い年とは思えない。
 クラスの女の子は、殆どがぼろぼろに泣いていた。
 やはり、他の小学校に進学する子達との別れが辛いようだ。
 長男はさすがに式中から神妙な表情はしていたけれど、実は園で運営している学童保育の教室に月曜からお世話になるので、今一つ「お別れ」感は薄く、涙を流すまでには至らなかったようである。

 一度は退場したものの、その後、記念写真撮影や次年度の担任発表等あるために子供達は全員部屋に戻ってきたので、それからは皆で室内を走り回って大はしゃぎ。長男は英語を教えてくれた外人講師にまとわりついて甘えている。
 本当に・・・この園にはとてもお世話になった。
 幾度かこちらや自分のHP等で書き込んでいるが、私はこの子との関係がうまく築けずにいる。そういった事が原因の、長男の抱える淋しさを、園の先生方はとても良くフォローして下さった。
 5年間全ての年度、優しく理解のある担任に恵まれ、のびのびと成長してくれた。特に今年度担任の園長先生は長男を殊の外可愛がってくださり、長男もまた、懐いた。小学校の学童でなく園の学童を選んだのも、私の仕事上の都合もさることながら、長男の性格を知り尽くした優しい先生方の見守ってくれる中に、もう少し長男を置いておきたいという希望もあってのことである。小学校で何か辛いことがあっても、こちらの先生方や友達に甘えたり相談することができるだろうから。

 私自身、次男がまだまだお世話になるし、学童のこともあるし、あまり卒園ということについての感慨は深くなく、親として涙する・・・・ということ無く終わった式であった。
 
 だけど・・・・・・。
 
 夜、再来年度次男が再び着る予定の制服を、洗濯するために手を取ったその時、なんとも切ない思いがこみ上げた。
 思い出されるのは、三年前、初めて制服着用組になった年のこと。
 最小サイズが100センチということで、当時80~9センチサイズの服を着ていた長男に合わせ、ブレザーやブラウスの袖を8センチ近くも手繰って纏り、ズボンのボタンを10センチも上の位置に付け替えた。
 それが今では、お手繰りは全て解かれてボタンは下に付け替えられ、むしろ僅かに窮屈そうですらあった。
 ちいさなちいさな、長男。それでも、小さいなりに確かに成長し続けている。それが、心の底から嬉しく感じた。
 
 
 本当に、いたらない親だけれど・・・ここまで成長してくれて、ありがとう。
 これからも、一緒に頑張ろうね。
 
 





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最終更新日  2006年03月26日 09時19分21秒
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