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カテゴリ:日常雑記
ごく普通の休日の時間に起床、朝の家事を一通りすませたところで夫の実家へ。
天気予報を確認すると、3日と4日では同じ晴天でも気温が随分と違うようなので、子供達の着替えは半袖長袖それぞれ3セットずつ用意。うちの子たちは外遊びはもちろん、食べこぼしだのおしっこひっかけただの、とにかく天才的に服を汚す名人なので、一泊=一セットでは絶対に済まないんである。そんなこんなで、一体何泊するのかと突っ込まれそうな程にパンパンに膨らんだ旅行鞄を自家用車に詰め込み、子供達もそれぞれおもちゃや絵本の入ったバッグを持ち込んで、いざ出発! 空は見事なまでの五月晴れ。 絶好の行楽日和、車窓から入ってくる風がなんとも心地よい。 一時間と少し走って夫実家のある市に到着。ここでまず私のたっての願いで、ふりひらお洋服ブランドGarlandの商品を取り扱っている服飾店に寄って貰う。 初めて訪れるお店の中をおそるおそる覗いてみると、ありましたありました、私のお目当ての若草色のワンピースが! このシリーズは4色展開で、間違いなく私に合う茶もあったのだが、今回は新作発表の段階から若草色のものに惹かれていた。しかし、今まで全く身に付けたことが無い色だったので、ネットで画像を見ただけでの購入は怖くて出来ずにいたのである。 さっそくお店に入って、試着をさせて貰う。 デザイン的には非常に大きな作りで(ウエストサイズなど、マタニティも真っ青である)丈の直しは絶対に必要だ。しかし、色自体は私の顔色と合わせてみて違和感はない。他の色のものが置いていなくて着比べることはできなかったけど、これからの季節に着用するもの、さわやかな色味はやはり魅力的で、なけなしのお小遣いをはたいて購入を決めた。 ほくほく笑顔で夫と子供の待つ自動車に戻れば、夫にジュースを買ってもらって飲んでいる次男、早速胸元がびしょ濡れである。ああ、がっくり。早ここで一枚着替えを消費する。 そこから10分も走ると夫の実家で、大量の荷物と共に上がり込む。 13時近くになっていたが昼食を摂らずに待っていてくださり、テーブルの上に並べられたお赤飯や鶏肉の照焼、サラダなどを囲んで皆で食事。 食後のお茶をいただき、ひと心地ついたところで市内の「小江戸」と呼ばれる観光地に、我が家のみで出かけることにする。 この観光地区には「菓子屋横町」という一角があって、駄菓子を並べた店が軒を連ねている。 テレビ等でよく取り上げられているが、私自身夫とつきあい始めてから今まで13年訪れたことがなかったので、興味があったのだ。 休日は市役所の駐車場が開放されているのでそこに車を止めたのだが、駐車場に入るのにも行列。丁度15時近くで昼頃訪れたのであろう観光客が帰る時間に当たったらしく、幸いあまり待たずに入ることが出来た。 この時次男は相当に眠かったらしく、完全に抱っこちゃん化。重い。まだまだベビーカーは必需品だったか・・・と、持ってこなかったことを少し後悔。 数百メートル進んだところで横町に到着・・・んが、ここも凄い人である。 一昔前の木造瓦葺きの建物と、その軒下に並べられた昔懐かしい駄菓子の数々は、確かに風情があって暖かな気持ちにさせられたが、とにかく狭い道に人がうじゃうじゃしいるので、のんびりと景色を楽しむ・・・というような状況ではない。加えて、うっかりすると踏みつぶされそうになる息子達を気遣いながらの歩行、まったくもって日本情緒もへったくれもない気分であった。 それでも、なんとなく「観光地に来たぞー!」という気分が味わえたのはそれなりに楽しく、義父母様は「大したことなかったでしょう?」と半ば呆れたような顔で帰宅した私達を迎えたが、個人的には結構満足していたのであった。 夕食は私の持ち込んだ筍と鶏肉の煮物が「筍ご飯」に変身して登場。皆で和やかに食卓を囲む。 食後は義父様が子供達を入浴させてくれたので、のんびりテレビを観ながらくつろがせていただく。 前回正月に訪れたときには、何度か風呂場から義父様の悲鳴が聞こえたものだが、今回は非常に静か。やがて風呂から上がった義父様は、この何ヶ月かで随分子供達が手がかからなくなったと成長を喜んでくださった。毎日一緒に生活していると、つぎからつぎへと欠点や気になる点が見えて、そんなことを感じた事などなかった私にとっても、それはちょっとした驚きであると同時に、嬉しい発見である。 やがて、昼間の疲れが出たのか、子供達は布団に入ると同時に早々に夢の国へ行ってしまった。 私達も順番にお風呂をいただき、布団へ。 いつもなら床が変わるとなかなか寝付けない私だが、風邪薬を飲んでいたせいか、わりとすんなりと眠ることができた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月05日 09時17分48秒
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